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スニーカー女子、岩崎藍が語る「エアジョーダン」40周年とお気に入りのモデルとは?

2025.04.10
1985年に登場し、現在もその人気は衰えることを知らない「エアジョーダン1」。今年はその40周年というアニバーサリーイヤーということもあり、「エア ジョーダン 1 HIGH 85“Bred”」の復刻や、伝説的カラーとなったプロトタイプの通称“つま黒”も発売されるなど話題となっている。
 
今回はスニーカー女子としても名高く、エアジョーダンをこよなく愛する岩崎藍さんに40周年を迎えた「エアジョーダン」シリーズの魅力や、お気に入りのモデルなどについて語ってもらった。

昔のデザインなのに今のファッションにも通じるスゴさ

2025年は「エアジョーダン1」が誕生してから40周年を迎えるアニバーサリーイヤー。現在でも世界的人気を誇る「エアジョーダン1」のコレクターとして名高いのが、スニーカー女子の岩崎藍さんだ。
彼女はスニーカー女子としてイベントやメディアに登場するなど、Instagramのフォロワーは1万人を超える。そんな岩崎さんがスニーカーに興味を持つようになったのはいつだったのだろうか。
ご自宅の玄関に入るその右側にはコレクションするスニーカーが鎮座する。8割が「ナイキ」で残り2割が「ニューバランス」や「アシックス」など。圧巻の光景だ
「小さい頃からバスケットボールをやっていたので、バッシュとかを履くようになると自然とスニーカーを好きになりました。最初に履いたバッシュは『アシックス』でしたけど……」
 
バスケットボールがスニーカーに興味を持つきっかけとなったようだ。そこから「エアジョーダン」シリーズが好きになったのはどういった理由からだったのか。それに関しても岩崎さんはこう語る。
 
「バスケットボールをやっていて、年齢が上がっていくと男子がいろいろなバッシュを履くようになります。そこで男子が履いている『エアジョーダン』シリーズを見かけて、純粋にカッコいいなと思ったのが、きっかけです。確かその時見たのは『エアジョーダン9』だったと思います」
シューズラックの中でも2列を占める「エアジョーダン」シリーズ。「エアジョーダン1」の“シカゴ”も復刻モノやパテントレザー板などバリエーション豊か
そこから「エアジョーダン」シリーズの存在を知り、いろいろと調べていくうちにどんどん欲しくなっていったそうだ。ちなみに最初に手に入れた「エアジョーダン」シリーズは「エアジョーダン4 トロブラヴォ」という赤と黒のモデルだったという。奇しくもそれが「エアジョーダン1」の“ブレッド”と同じカラーリングだったのは後から知ったとのこと。
 
所有するスニーカーの中でも「エアジョーダン」シリーズだけで80足以上あり、その中でも「エアジョーダン1」は40~50足ほどあるそうだ。
人々を熱狂させる「エアジョーダン」シリーズの魅力について伺ってみると岩崎さんはこう答えてくれた。
 
「“バスケの神様”であるマイケル・ジョーダンが履いているのを映像で見て、本当にカッコいいなと思ったのはもちろんですが、自分が生まれるより前に発売されていたスニーカーが、ファッションとして今の着こなしに取り入れられるのが純粋にすごいと思います」
 
岩崎さんの感性によると、マイケル・ジョーダンのスゴさというよりも、「エアジョーダン」シリーズにおけるコーディネートへの汎用性の高さという、ファッション目線での素晴らしさが琴線に触れたようだ。

赤×白×黒の“シカゴ”の配色は黄金比

「エアジョーダン」シリーズの中でも、岩崎さんが一番好きなのが「エアジョーダン1」だという。その理由も聞いてみると彼女はこう答えてくれた。
 
「『エアジョーダン1』でも一番好きなのは“シカゴ”。マイケル・ジョーダンが履いているのを見て好きになったのがきっかけです」
岩崎さんが初めて手に入れた「エアジョーダン1」が2015年の復刻版“シカゴ”。岩崎さん曰く「カラーブロックのバランスが完璧で服に合わせやすいんです」
最初に手に入れた「エアジョーダン1」の“シカゴ”は2015年の復刻モデル。岩崎さんは手に入れたときの状況を振り返りながら、こう語ってくれた。
 
「“シカゴ”の配色は本当に黄金比だと思います(笑)。ただ、1985年のオリジナル版が欲しいのではなく、新しい“シカゴ”が欲しかったので、2015年の復刻のときに絶対“シカゴ”を手に入れたかったんです。
2017年に手に入れた「ナイキ×オフホワイト」の“シカゴ”。こちらは現在プレ値が付くほど高値で取引されているが、岩崎さんは幸運にも「ナイキ」の抽選で当選し、定価で購入したとのこと。もちろん履いて愛用中だ
ただ抽選には当たらなかったので、少しコストはかかりましたが海外のサイトから購入しました。その頃は『ナイキ』の『SNKRS(スニーカーズ)』のようなアプリはなかったので、個人輸入のような形で海外のサイトから取り寄せました」
 
赤×黒×白の組み合わせの中にも、「エアジョーダン1」には、ブルズカラーの“ブレッド”やつま先のカラーが黒になった通称“つま黒”なども存在するが、それらのカラーについての印象を聞いてみると面白い答えが返ってきた。
2016年に手に入れたという“ブレッド”の復刻モデル。「スラムダンクのイメージも強いですよね。ただ“シカゴ”よりも黒の分量が多いので少し重たく感じる。でもちゃんと履いています」と岩崎さんは語る
「“ブレッド”は黒の分量が多くて、なんとなく重たく見えるのでコーディネートがしにくく感じてしまいます。“つま黒”も“シカゴ”に近いので、いいとは思いますが“シカゴ”にはどうしても敵わない。やはり私の中で“シカゴ”が一番なんです」

現在も色褪せないデザインとカラーブロックが魅力

岩崎さんは現在ご結婚されていて、旦那さんと息子さんと3人で暮らしている。取材時に在宅勤務で家にいらっしゃった旦那さんが岩崎さんのスニーカー目線に関して面白いことを語ってくれた。
 
「妻と話しているとスニーカーに関する価値観や評価の仕方、好みが人と違うなと思います。スニーカー好きも2種類のタイプに分かれると思います。ひとつは“うんちく”でスニーカーが好きな人。たとえばこのオリジナルは1985年にマイケル・ジョーダンが履いたものと同じだから好き……みたいな。
もうひとつは直感で好きなタイプ。パッと見た感じの配色が好みだとか、このデザインのここがいい……とか。
2017年にゲットした青×黒の通称“ロイヤル”。岩崎さん曰く「青が入ると着こなしに取り入れづらいのが玉に瑕ですね」
彼女は確実に後者のタイプだと思います。ちなみに自分も直感で好きなタイプなので、その部分に関しては意見が一致しますね。『エアジョーダン1』に関しても、マイケル・ジョーダンが何年のNBAファイナルで履いていたから……というよりも、見た目のカラーブロックが好みという、そんな目線が面白いですね」
 
スニーカー女子の中でも日本トップクラスで「エアジョーダン1」を所有する岩崎さんのマイルールを聞いてみた。
シューレースまわりとつま先が黒になった通称“つま黒”。ナイキのサイトから購入した2016年の復刻版。「シューレースをぎゅんぎゅんに縛って履くのがカッコいいんです」。ちなみに2025年リリースの“つま黒”もゲット済み
「よくコレクターの方は履く用と観賞用に2足買うといいますが、私が購入するのは1足。しかも購入したら必ず履くのがマイルールですね。だから普段の着こなしに合わない=履かないスニーカーは購入しません。サイズは26cmとボリュームゾーンなので、抽選の競争率が高いのが目下の悩みです(笑)」
 
そんな岩崎さんが今後狙っている「エアジョーダン1」と40周年を迎えた「エアジョーダン1」についての想いを聞いてみるとこう答えてくれた。
 
「今年の年末に『エアジョーダン1』“85シリーズ”の“シカゴ”カラーが出るとの情報があるので、“シカゴ”好きとしては絶対手に入れたいですね。『エアジョーダン』シリーズでもオリジナルのカラーは集めていきたいなと考えています。たとえば『エアジョーダン11』の“コンコルド”が出るのであれば欲しいなと思いますね。
黒とグレーで構成された通称“シャドー”は2018年の復刻モデル。「エアジョーダン1」の中でも1、2を争うほど岩崎さんのお気に入りとか。「モノトーンカラーなので着こなしに馴染みますね」
自分が生まれる前に発売されていたスニーカーを集めているのは、かなり不思議な感覚ですが、時間が経っても色褪せないデザインと普遍的なカラーブロックで、現在も着こなしに取り入れられるほどファッション性も高いのは、すごいと思います。これからも私たちがワクワクするようなカラーブロックの『エアジョーダン』シリーズを期待しています」
 

PROFILE

岩崎 藍(いわさき あい)

スニーカーブロガー
1万人を超えるInstagramのフォロワーを持つスニーカー女子。購入したシューズやお気に入りのモデルをインスタにアップすると多数の“いいね”がつく。数々のイベントやメディアで活躍する注目のインフルエンサー。なかでもエアジョーダン1」に関しては日本でもトップクラスの足数を所有する。大の千葉ロッテマリーンズファンでもある。

Photo by Hiroyuki“Lily”Suzuki(StudioLog)
Text by Yasuyuki Ushijima(NO-TECH)

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