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319万点→2,100万点へ! ワークマンがリカバリーウエア「MEDiHEAL®」 を“7倍作った”理由
昨年、2025年のリカバリーウエア市場におけるもっとも大きな話題は、ワークマンが手掛ける「MEDiHEAL®(メディヒール)」の本格参入だった、と言っていいだろう。
圧倒的な低価格とSNSの効果的な活用により、きわめて短い期間でユーザーの認知を得るにいたった。同年9月からの本格参入だったにもかかわらず、12月までのわずか4ヶ月で、約319万点という販売点数を記録したのがその証拠だ。
実店舗でもオンラインストアでも「品切れで買えない」という声が多く聞こえた「MEDiHEAL®」シリーズの商品であるが、2026年の今季はどのような展開を見せるのか。
前シーズンも人気を博した「MEDiHEAL® ルーム半袖シャツ」「MEDiHEAL® ルームハーフパンツ」にフォーカスしながら、シリーズ全体の現状と動向について、製品開発部の半田峻也さんに話を聞いた。
疲労回復のメカニズムが目で見えた
まずは「MEDiHEAL® ルーム半袖シャツ」および「MEDiHEAL® ルームハーフパンツ」の特徴を教えてください。
「MEDiHEAL®」シリーズの他の商品と同じように、遠赤外線の血行促進作用によって、疲労回復の環境を整えるというのが最大の特徴です。また、春夏用の商品らしい軽い着心地で、アンバサダーを務める武井壮さんのお気に入りでもあるんです。
想定する着用シーンは商品名のとおり、室内ということですよね。
はい。ルームウエアとして活用してもらえたらと思います。もちろん個人差はあるのですが、リカバリー効果を得るために最低でも2〜3時間は着用していただきたいですね。就寝時の着用もおすすめです。

なぜリカバリー効果が期待できるのか。「MEDiHEAL®」シリーズの疲労回復のメカニズムを、改めて教えてください。
人体からは常に遠赤外線が放出されています。その遠赤外線を、繊維に練り込んだ高純度のセラミックスが輻射して身体に戻し、血行を促進します。その血行促進によって、疲労回復、筋肉のハリやコリの緩和、筋肉の疲れの軽減といったリカバリー効果が期待できるんです。
日々の着用や洗濯によって、セラミックスの効果が失われることはあるのでしょうか?
糸に練り込まれているので、セラミックスが洗濯で落ちることはありません。ただし、服としての耐用年数は2年としています。長期間の使用による生地の劣化や消耗がありますので、2年を目安に利用してもらえたらと思います。「MEDiHEAL®」の生地で手の甲を覆い、マイクロスコープで指先の毛細血管を見せてもらいました。するとかなり短い時間で血流が活発になり、指先が温まった実感もありました。長時間の着用によって、逆に「暑すぎる」といったことにはならないのでしょうか?
臨床試験においては、表面体温は個人によって変化の幅がありましたが、深部体温に変化はありませんでした。つまり理論的には、「MEDiHEAL®」を長時間着用しても暑くなりすぎるということはありません。
とはいえ、着用感は人それぞれというのが実際のところです。この「ルーム半袖シャツ」「ルームハーフパンツ」以外に、代謝が活発な方向けの商品なども揃えています。ぜひ、好みに合わせてチョイスしてみてください。
リカバリーウエア市場No.1を目指す
本格参入した昨年以来、ワークマンの「MEDiHEAL®」シリーズはリカバリーウエア市場を席巻している感があります。現状、どの程度のアイテム数を揃えているのでしょうか。
ウエアと寝具を合わせて36の商品があります。今回のルームウエアと、「MEDiHEAL®」シリーズのタオルケットや敷パッドなどを組み合わせて使用していただくのも、おすすめです。
とはいえ昨年は、その人気から「『MEDiHEAL®』が品切れで買えない」との声が多く聞こえてきました。何か改善の施策はあるのでしょうか?
リカバリーウエア市場に本格参入した昨年の販売点数は約319万点でしたが、今年はその7倍の量、2,100万点を作ります。欲しいと思うすべてのお客様に対応できる販売計画を立てています。名実ともにリカバリーウエア市場No.1を目指す、というわけですね。本格参入からおよそ8ヶ月。「MEDiHEAL®」の着用感、使用感について、ユーザーからはどんな反応が届いていますか?
いちばん多いのは「身体が楽になった」という声です。またワークマンの他の製品と比較すると、“低い評価がほぼない”という点は、特筆すべきかもしれません。というのも、低価格の商品には「安いから仕方ない」というニュアンスの評価がつきがちなのです。これは製品開発を担当する人間としての実感です。でも「MEDiHEAL®」にはそれがなく、リカバリー効果を感じるという反応を多くいただいています。

最後に、「MEDiHEAL®」シリーズの今後の展望を教えてください
直近の2026年秋冬シーズンには、よりレベルアップした「MEDiHEAL®」をお届けしたいと考えています。具体的にはより高機能で、より高額な商品です。つまり、リカバリーウエアにより高い満足度を求めるお客様に対応するものを模索しています。ぜひご期待ください。──半田さんに、個人的にも「MEDiHEAL®」を着用しているのかどうか、ずばり聞いてみた。「ええ、毎日着用しています。朝起きたときが本当に楽なので。着ないで寝るのは、ちょっと怖いですね(笑)」
これもまたリアルな“ユーザーの声”であろう。今回紹介した「ルーム半袖シャツ」「ルームハーフパンツ」は、ソフトな肌触りとリラックスした着心地で、「MEDiHEAL®」を初めて着る人にも取り入れやすい一着だ。
遠赤外線による血行促進というメカニズムに、ワークマンならではの価格と供給力を掛け合わせた「MEDiHEAL®」。リカバリーウエアというジャンルを、より日常的なものへと引き寄せる存在として、その広がりは今後さらに加速していくだろう。
PROFILE

半田 峻也(はんだ しゅんや)
ワークマン
製品開発部
Photo by Akinori Kawanishi
Text by Tomoshige Kase





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