コロナ禍以降はECの重要性が一層高まり、ECサイトにおけるブランディングの手法も多様な試みが出ている。二次流通やビンテージ市場もそのような試みを行いながら、急成長を遂げている。
株式会社Furuburuでは、Vintage Fashion EC Mall Application「Furuburu(フルブル)」をリリース。アプリを通して古着を販売、店舗の商品の出品を行っている。盛り上がりを見せる二次流通やビンテージ市場において「Furuburu」はどのようなサービスを提供しているのか。今回はサービスの概要や開発の経緯について、同社の代表取締役である小野寺 俊太郎さんにお話を伺っていく。 価値ある古着
「Furuburu」はマップ付きマーケットプレイスアプリだ。全国の古着屋が出店し、全国の古着好きが買い物できるサービスを提供している。「Furuburu」の大きな特徴は“明確な古着の定義”を持っていることだという。
「古着の定義は広範囲でブランド古着やリユースショップの商品などが古着と位置付けられていますが、同社がサービス上において定義する古着は『価値ある古着』です。たとえば、海外からの買い付け商品やヴィンテージ商品がそれに 該当します。単なる安さではなく『価値ある古着』を求める古着好きの方々に利用してほしいサービスとなっています。」