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2023.07.07

アイシングとマイクロカレントの同時アプローチを実現 「ヒーリングカレント導子」とは

物理療法機器のパイオニア、伊藤超短波から、スポーツ現場などで活用されるアイシングとマイクロカレントの同時アプローチが可能になる「ヒーリングカレント導子」が発売された。
マイクロカレントとは、ほとんど刺激を感じない微弱な電流。人間の体にはもともと生体電流という電流が流れている。この生体電流に似たごく微弱な電流を使う治療法が、一般的にマイクロカレント療法と呼ばれるもの。トレーニング後のケア、トリートメントに適しているといわれている。
アイシングは、筋肉、関節のトリートメントや競技後のクールダウンに使用される。マイクロカレントとアイシングの組み合わせはどのような効果を生むのだろうか。

マイクロカレント+アイシングはスポーツの現場で生まれた

マイクロカレントとアイシングは、どちらもスポーツや医療の現場で活用されてきたもの。それを組み合わせる「ヒーリングカレント導子」は、何をきっかけに生まれたのだろうか。
「メーカーとして推奨していたわけではないのですが、スポーツの現場でマイクロカレント療法と氷嚢などによるアイシングを同時に行っている例がいくつもあり、アスリートやトレーナーの方たちが経験則として効果を感じているようでした。
それならば、手軽に両方を行える機械があればアスリートのコンディショニングをよりサポートできるのではないかと考えたのが、開発のきっかけになります」と伊藤超短波株式会社 第一営業本部 スポーツ事業推進統括 荒井慧さんは言う。
マイクロカレント機器と接続することで、マイクロカレントとアイシングを同時に行うことができる。内部に氷を入れて使用する。ヒーリングカレント導子。27,500円(メーカー希望小売価格/税込)
マイクロカレント機器と接続することで、マイクロカレントとアイシングを同時に行うことができる。内部に氷を入れて使用する。ヒーリングカレント導子。27,500円(メーカー希望小売価格/税込)
マイクロカレント×アイシングでケアの質を高める
マイクロカレント×アイシングでケアの質を高める
「ヒーリングカレント導子」の使用方法は至ってシンプル。まずヘッド部を取り外し、本体に氷を入れる。次に、接続コードを「ヒーリングカレント導子」のリング型電極ケーブルと粘着パッドに差し込み、使用する製品と接続。そして、ケアを行う部位から少し離れたところに粘着パッドを貼り、「ヒーリングカレント導子」を肌に当てた状態で出力を開始するという流れだ。
セルフで簡単に質の高いケアができる点が魅力
セルフで簡単に質の高いケアができる点が魅力

「ヒーリングカレント導子」を接続できるマイクロカレント機器

「ヒーリングカレント導子」を接続することができる製品は、「AT-mini Personal I(AT ミニ パーソナル Ⅰ)」「AT-mini Personal Ⅱ」「ツインビート R」の3つ。「AT-mini Personal」は、伊藤超短波が誇るロングセラーで、多くのアスリートが日々のケア、コンディショニングに活用しているアイテム。W45×D17×H70mm、約50g(AT-mini Personal I)の超コンパクト設計ながら、マイクロカレントによって筋肉や関節に効果的に働きかけ、しっかりと体をケアすることができる。
ヒーリングカレント導子を接続できるマイクロカレント対応製品。AT-mini Personal I/38,240円(メーカー希望小売価格/税込)、2チャンネルで複数箇所を同時にケア可能なAT-mini Personal Ⅱ/43,780円(メーカー希望小売価格/税込)、トレーニングやケア、美容にも対応するツインビート R/231,000円(メーカー希望小売価格/税込)
ヒーリングカレント導子を接続できるマイクロカレント対応製品。AT-mini Personal I/38,240円(メーカー希望小売価格/税込)、2チャンネルで複数箇所を同時にケア可能なAT-mini Personal Ⅱ/43,780円(メーカー希望小売価格/税込)、トレーニングやケア、美容にも対応するツインビート R/231,000円(メーカー希望小売価格/税込)
「スポーツの現場で多くのアスリート、トレーナーのニーズを聞いて設計されたもので、携帯性に優れている点と長時間バッテリーが特長です。CAREモード(タイマー:12時間、出力レベル:LOW)、HEALモード(タイマー:1時間、出力レベル:MID)、HEALとCAREを組み合わせたCOMBモード(タイマー:1時間、出力レベル:MID→タイマー:11時間、出力レベル:LOW)という3つのモードが用意してあり、用途に合わせて選択することが可能です。
コンパクト設計ゆえ使う場所を選ばないので、トレーニング後にフィールドにいるうちに素早くケアをすることができますし、移動中、就寝中に活用するアスリートも多くいます」
特にアスリートが「効果を実感している」という声が多いのが、長時間の飛行機移動中。10時間を超えるようなフライトの場合、移動中にコンディションが悪化し、それを取り戻すのに数日かかるということが多々ある。
しかし、フライト中にマイクロカレントでケアをし続けていると、コンディション悪化が抑えられ、調整期間を短縮できるという。伊藤超短波のマイクロカレント機器は、アスリートの遠征時にも欠かせないものになっているのだ。
「ツインビート R」は、一台でEMSトレーニング、マイクロカレントでのケア、リラックス、フェイシャルケアをこなす高機能アイテム。マイクロカレントを使ったケア、ケアコースで「ヒーリングカレント導子」を組み合わせることができる。
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