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2024.09.05

新素材のヒートテックも登場!メンズラインが加わった「UNIQLO:C(ユニクロ:シー)」の新作コレクション

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これまで数々の特別コレクションを発表してきた「UNIQLO(ユニクロ)」だが、今年の秋は「UNIQLO:C(ユニクロ:シー)」にファッションフリークたちの熱視線が集中しそうだ。デビューシーズンの2023年秋冬、続く2024年春夏はともにウィメンズのみの展開だったが、今シーズンはついにメンズアイテムが加わるのだ。
誕生の経緯からメンズラインの注目アイテムまで、この記事を読めば、UNIQLO:Cの魅力がすべてわかるはずだ。

ファッションシーンをリードする英国人デザイナーとのコラボライン

まずは、UNIQLO:Cというラインについて。
キーワードとなる「C(シー)」は、コレクションを表現するさまざまなエッセンスを象徴している。もちろんこのCは、デザイナーを務めるクレア・ワイト・ケラー氏のイニシャルも表現している。
クレア・ワイト・ケラー氏は、これまでに「Chloé(クロエ)」や「GIVENCHY(ジバンシィ)」といったメゾンでキャリアを積んできた英国出身のデザイナー。2018年にはブリティッシュ・ファッション・アワードの「ウィメンズウェア・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、2019年には『タイム』誌の「世界で最も影響力のある100人」のひとりに選ばれた。名実ともに現代を代表するファッションデザイナーのひとりだ。
デザイナーのクレア・ワイト・ケラー氏
デザイナーのクレア・ワイト・ケラー氏
UNIQLOが彼女を選んだ理由は明快だ。それは、彼女がメンズからキャリアをスタートし、キャリアを積むことで、メンズとウィメンズ、両方のデザインの基礎をマスターしているから。また、多面的なデザイン手法が、UNIQLOのLifeWearの新しい魅力を引き出すことも期待された。
ちなみに、彼女は10年以上前に、ジル・サンダー氏とのコラボコレクションである「+J」のウエアを購入して、愛用していたという。その服がいい状態で彼女のワードローブに残っていることもあって、品質にも信頼を持っていた。また、メゾンブランドに比べて価格が安く、より多くの人に服を届けることができる点もパートナーシップ実現の後押しとなったようだ。

2023年秋冬シーズンにファーストコレクションが始動

ウィメンズでのスタートとなったファーストコレクションのテーマは「The sophistication of everyday(ソフィスティケイション・オブ・エブリデイ)」。ロンドンのハックニー・ウィック地区の新しい地下鉄のステーションやショップ、グラフィックアートなどのカラーリングから着想を得たアイテムを展開した。
現代の女性に向けた、場所やシーンを問わずに心地よく着られるウエアは発売直後から大きな反響があり、アイテムによっては完売する店舗も続出した。

躍動感のある都市生活のリズムをLifeWearに吹き込む

そしてメンズが加わった2024年秋冬シーズンは、LifeWearのエッセンシャルなワードローブに都市生活のリズムが表現されている。インスピレーションの源は、ロンドンのランドマーク的な複合舞台芸術施設であるバービカン・センターだ。
「この施設の建物は完璧なラインによって構成されていて、ニュートラルな色使いも素晴らしい」とクレア・ワイト・ケラー氏は語っている。
直線的でグラフィカルなブルータリズムと呼ばれるその建築様式に敬意を表し、ウエアのデザインにクリーンなラインや細やかなディテールを駆使した。この施設に集まる人々や暮らしている人々の雰囲気もまた、今回のコレクションに影響を与えたという。
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