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2024.08.20

革靴職人目野健太氏に聞く、「Orphée(オルフェ)」ビスポークシューズの世界

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「BESPOKE SHOES(ビスポークシューズ)」(オーダーシューズ)と聞くとカジュアルファッションではまだまだ馴染みが薄いが、革靴職人、目野健太氏が手がけるブランド「Orphée(オルフェ)」のアイテムや靴作りのプロセスを紹介しながらその世界に触れてみよう。
目野健太さん
目野健太さん

Orphéeが提案するオーダーシューズの種類

ビスポークシューズといっても革靴を作ったことのない人たちにはなかなか縁がなく、敷居も高い気がする。Orphéeではオーダーからお渡しまでの工程を、「BESPOKE(ビスポーク)」、「MTO(エムティーオー)」「AIDA(アイダ)」という3種類の独自のメニューに分けて提案している。これを分かりやすく説明してもらおう。
「まずはBESPOKEのご説明からさせていただきますと、足の採寸・オリジナルデザインの相談→オリジナル木型(ベースラスト)の製作→仮縫い靴製作→フィッティング→本靴製作→納品という流れになります。
その人だけのオリジナル木型を製作するだけでなく、デザインもほぼゼロからオリジナルのものを作るフルオーダーメイドの革靴で、素材や理想の履き心地、装飾なども、細かくご要望いただけます。お値段は税込で364,100円になります」
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