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ファッションウィークとオンラインの付き合い方(倉田 佳子)

2020.05.04

PROFILE

倉田 佳子(Yoshiko Kurata) ファッションジャーナリスト/コーディネーター

1991年生まれ。国内外のファッションデザイナー、フォトグラファー、アーティストなどを幅広い分野で特集・取材。これまでの寄稿媒体に、Fashionsnap.com、HOMMEgirls、i-D JAPAN、STUDIO VOICE、SSENSE、VOGUE JAPANなどがある。CALM&PUNK GALLERYのキュレーションにも関わっている。

Link: Twitter / instagram / Tumblr

「いまは来ちゃダメ!」と中国の友人たちから連絡をもらったのは、2月頭のころ。旧正月が終わった時期に、はじめて北京、上海以外にも成都と杭州まで足を運べると意気揚々としていた私と違って、彼らの声は緊迫感があった。ギリギリまで粘ってみたが、状況は悪化するばかりで予定をすべてキャンセルし、「とにかく元気でね。また会えるの楽しみにしてるから」と返事を残す。もちろん、お互いに3月中旬に開催予定だった上海ファッションウィークで会えるかは明言できなかった。
そうして次第に、日本にいる私にもアメリカやヨーロッパの友達からも同じように励ましのメッセージが来ていた時間は一瞬で、世界中のみんなで一致団結しようというムードになる。いまこうして改めて書き出すだけでもあっという間の数ヶ月だったこと、そして刻々と状況が変化する中で 上海ファッションウィークがアリババとオンライン開催に踏み切ったことには驚く。
と言っても、東京ファッションウィークのスポンサーが楽天であるように、上海ファッションウィークもアリババグループ傘下「Tmall」をスポンサーに、以前からオンラインでの連動や国外へのファッションウィーク参加に向けて若手ブランドを支援するなどの取り組みは行なっていた。

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