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2023.02.15

コスプレはジェンダーレス・エイジレスへーー新ブランドを展開する「コスパ」が考える衣装の可能性

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※音声読み上げ機能はAI生成のため、
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公式キャラクターコスチュームやアパレル、グッズの企画、開発、製造を行う株式会社コスパは2022年、元パリコレデザイナー 山下隆生氏をクリエイティブアートディレクター兼プロデューサーに迎え、ハイエンドコスチュームブランド「COSPA Essentials(コスパ エッセンシャルズ)」を始動した。
 
同年には『ディズニー ツイステッドワンダーランド』より「ナイトレイブンカレッジ コスチュームセット」を展開(※現在は販売終了)。
 
2月12日に開催された『ワンダーフェスティバル 2023[冬]』では、新たなコスチューム『塔の上のラプンツェル』 「ラプンツェル コスチュームセット」をお披露目した。
 
コスプレ衣装メーカーとして事業を展開するなかで、ハイエンドコスチュームブランドの戦略と今後の展望について、同社の知財開発部 迫陽生さんに話を伺った。
PROFILE|プロフィール
迫 陽生(はさま ようせい)

株式会社コスパ
知財開発部 プロモーション戦略チーム

リアルクローズを参考に、二次元の服を三次元に落とし込む

同社は1995年5月の創業以来、「価値あるキャラクターグッズを提案しユーザーに届ける」というスローガンを掲げている。そもそも、二次元の服のデザインを三次元の服として落とし込む際には、どのような手法を取っているのだろうか。
 
「アニメのキャラクターと実際の人間とでは体のバランスが異なって描かれていることが多くあります。
 
人間が着用したときにアニメのキャラクターと同じような見え方になるよう、パタンナーの感性はもちろん、寸法もディテールごとに計測するなどしてさまざまな手法でバランスを取れるように設計しています」
 
そして、衣装をデザイン・開発する際、必ず念頭に置くのが、「キャラクターが実在していたら……」ということだと語る。
 
「たとえばアニメに登場する学生服を作るときは、学生服として使っている生地や資材、既存の学生服の仕様など、実はリアルクローズ(日常でも着られる服)を参考にしています。
 
もちろん作品によっては重力に逆らった形状のデザインや宙に浮いたアクセサリーなど、参考にできない場合もあります。その際は、外観からは見えない内側で工夫をするなど違和感がないよう試行錯誤しています」

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