スマートフォ ンの普及に続き、急速に浸透しつつあるスマートウォッチ。歩数や心拍数、トレーニングの状況など、自身のコンディションに関するログが取れることはもちろんのこと、ここ数年ではさらに正確なバイタルデータをゲーム感覚で取得することも可能に。
データの信頼性も日々高まっており、健康診断をはじめとする医療の現場にも浸透しつつあるなど、自身の健康状況を見直すきっかけになったという人も少なくないだろう。
高性能・高価格帯の製品開発がますます加速するスマートウォッチムーブメントだが、先日、アメリカ屈指の時計メーカー「
フォッシル」から電子ペーパーを取り入れたスマートウォッチシリーズに新作がリリースされ、注目を集めている。
そこで今回、
株式会社フォッシルジャパンでPR Specialistを務める平野美恵子さんにインタビュー。製品の魅力とともに、同社のスマートウォッチ開発の歩みについて話をうかがった。
創業当初からブレない、ファッションウォッチという独自性
時計好きにはお馴染みのブランド「フォッシル」は、1984年にアメリカで創業したライフスタイルブランド。発足当初から「1950年代の古き良きアメリカ」のデザインがインスピレーションのひとつとして取り入れられるなど、同社は創業以来アメリカの創造性や独創性にインスパイアされた商品を続々と発表してきた。