今回の「バーチャルドレスフォーム」ではサステナブルな社会を目指し、働き方の進化に貢献すこともミッションの一つだ。
同社は老舗のマネキン会社でありながら、これまでにも「アバターマネキン」や「デジタルコンパニオン」などデジタル事業に積極的に参入してきた。
そこで今回、バーチャルドレスフォーム開発の経緯、デジタル領域への取り組みとサステナブル、今後の展開について同社の営業部 濱田麻維さんにお伺いした。
今まで開発してきたマネキン・トルソーを「造形資産」として、価値創出に挑む
株式会社七彩は、1946年に造形作家の向井良吉を中心に京都で創業し、日本のマネキンメーカーのパイオニアとして業界を牽引してきた。現在は全国の主要都市で、店舗什器や備品の企画・製造・販売・レンタルを始め、空間デザインとディスプレイ内装工事に事業領域を広げている。これまでにも同社は「インタラクティブマネキン」などデジ タル領域に取り組んでいるが、今回のトルソーのデジタル化とどのような関係にあるのだろうか。また、マネキンのデジタル化は同社事業においてどのような位置付けにあるのだろうか。