アウトドアシーンでサンダルを履くことが当たり前になり、さらにタウンユースすれば機能面でもファッション面でも快適に感じられることから、さまざまなブランドが多様なタイプをリリースしている。そうなると、「本当にいいサンダルとはどのようなものだろうか」という問いが浮かんでくる。
過酷な自然環境に耐える、タフなサンダルを作る
「CHACOは、1989年にアメリカ・コロラド州で誕生しました。創業者はマーク・ペイジェン氏です。彼はコロラド州コロラドリバーでラフティングなどの川下りを行うリバーガイドとして活動していましたが、当時は水辺に適したサンダルが存在しませんでした。そこで過酷な自然環境に耐えられるフットウエアを求め、自ら開発を始めたのがCHACOの原点です。ラフティングは日本でも楽しめる場所がたくさんあります。埼玉や奥多摩、群馬、長野の白馬、北海道のニセコ、そして四国にも有名なスポットがあります。初心者でも楽しめ るコースから、ハードな環境のコースまでさまざまです。それはコロラドリバーも同じで、激流や岩の間を縫って川を下るかなりハードなコースもあります」