「Steam Stretch」は、布に熱を加えて特定の糸が縮むことで、伸縮性のある布製品を生み出すイッセイミヤケによる製造技術だ。Nature Architectsは、狙った立体に変形させるために必要な布の収縮パターンを計算し、図面を自動生成するアルゴリズムを開発することで、この製造技術を用いた設計プロセスの自動化を実現した。
以下の映像をご覧いただきたい。この技術を活用すると、平面の布を織り機で出力して熱を加えた瞬間に、衣服や帽子などをほとんど完成した製品として生み出せるなど、これまでにない新しい服の概念を具現化することができる。
さらに、アパレル業界はもちろん、さまざまな製造業においても応用可能な画期的な技術になっているという。
そこで今回、Nature Architectsの代表取締役CEOを務める大嶋泰介さんと取締役CROの須藤海さんに、開発の経緯や技術の可能性、今後の展開などについて聞いた。
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