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本格派の革靴なのにコスパ最強! 「ジャランスリウァヤ」とはどんなブランドなのか?
英国仕込みのクオリティと、それに相反する破格の価格設定で高い人気を誇る革靴ブランド「Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)」。このブランドにはどのような歴史があり、どんな生産背景を持っているのか。そして、なぜこのような価格帯を実現できるのかを、同ブランドを取扱うGMT inc.のプレスを担当する三浦由貴さんに伺った。
高い技術力と皮革素材へのこだわり
昨今、スニーカー一辺倒だった足元から革靴を着こなしに取り入れる人が増えている。ただ、ビジネスユースならまだしも普段着として高級な英国製や米国製の革靴を取り入れるには少しハードルが高い。そこで注目してほしいのがインドネシアで革靴の製造と輸入を手掛ける「ジャランスリウァヤ」だ。同ブランドの輸入元であるGMT incの三浦さんは「ジャランスリウァヤ」の歴史についてこう語る。
「『ジャランスリウァヤ』が革靴ブランドとして日本市場で販売を始めたのは2003年のことですが、同ブランドを手掛けるファクトリーのルーツは1919年まで遡ります。『ジャランスリウァヤ』のファクトリーであるインドネシアの『フォルトゥナ・シューズ』は、当時同国がオランダ領であったため、外国の軍人向けにミリタリーブーツなどの製造を行っていました。
その後、第2次大戦と独立戦争を経て、1950年にインドネシア共和国が誕生し、1970年代には同ファクトリーも『フォルトゥナ・シューズ社』として工場を再開し、さまざまなシューズを作り始めました」
そんななか、同ファクトリーの社長であるテデ・チャンドラと生産管理を行うルディ・スパーマンは英国へ留学し、革靴作りの聖地、ノーザンプトンで修行を積んだという。三浦さんは続ける。
その後、第2次大戦と独立戦争を経て、1950年にインドネシア共和国が誕生し、1970年代には同ファクトリーも『フォルトゥナ・シューズ社』として工場を再開し、さまざまなシューズを作り始めました」
そんななか、同ファクトリーの社長であるテデ・チャンドラと生産管理を行うルディ・スパーマンは英国へ留学し、革靴作りの聖地、ノーザンプトンで修行を積んだという。三浦さんは続ける。
「靴職人として技術力を高めたルディ・スパーマンは、さらに当時皮革生産で世界一だったフランスへと渡り、革靴の素材となる皮革について学ぶと同時に多くの人脈を築きました。だからこそ、現在もシューズのアッパーカーフにはフランスの高級皮革であるデュプイ社やアノネイ社のグレードの高い革を使用できるのです」
「ジャランスリウァヤ」の革靴が持つ本場英国顔負けのクオリティと上質な皮革は、テデ・チャンドラとルディ・スパーマンの2人の先見の明が生んだ努力と人脈形成の賜物といえる。
「ジャランスリウァヤ」の革靴が持つ本場英国顔負けのクオリティと上質な皮革は、テデ・チャンドラとルディ・スパーマンの2人の先見の明が生んだ努力と人脈形成の賜物といえる。
最強のコストパフォーマンスを実現できる理由
革靴というと英国既成靴で多く取り入れられている機械式の“グッドイヤーウェルテッド製法”が基本かと思われるが、「ジャランスリウァヤ」の代名詞は“ハンドソーンウェルテッド製法”。その名の通り、ウェルトを手で縫い付ける製法で“グッドイヤーウェルテッド製法”の原型となったものであり、高級ビスポークシューズなどに採用される製法である。同ブランドが“ハンドソーンウェルテッド製法”にこだわる理由を三浦さんはこう語ってくれた。
「革靴の本場である英国のノーザンプトンで修業してきた2人でしたが、インドネシアに戻ったばかりのころは“グッドイヤーウェルテッド製法”に必要な機械が買えなかったそうです。そこで、手で縫い付ける“ハンドソーンウェルテッド製法”の技術をたくさんの職人たちに継承していきました。
量産しなければいけない現在も、たくさんの職人の手によるマンパワーで通常はコストの高い“ハンドソーンウェルテッド製法”にこだわりながら、企業努力によってコストを下げ提供しています。“グッドイヤーウェルテッド製法”に比べ、“ハンドソーンウェルテッド製法”は構造上、縫い付ける革が1枚少ないので、その分、柔らかく革靴の履き心地を決定づける“返り”もいいんです」
「ジャランスリウァヤ」では、独自の職人育成プログラムでトレーニングを積んだ職人たちの手作業にこだわり、そして、テデ・チャンドラとルディ・スパーマン2人が築いた人脈によって仕入れられるフランスの高級皮革を採用することで、高品質を担保しているのだ。
量産しなければいけない現在も、たくさんの職人の手によるマンパワーで通常はコストの高い“ハンドソーンウェルテッド製法”にこだわりながら、企業努力によってコストを下げ提供しています。“グッドイヤーウェルテッド製法”に比べ、“ハンドソーンウェルテッド製法”は構造上、縫い付ける革が1枚少ないので、その分、柔らかく革靴の履き心地を決定づける“返り”もいいんです」
「ジャランスリウァヤ」では、独自の職人育成プログラムでトレーニングを積んだ職人たちの手作業にこだわり、そして、テデ・チャンドラとルディ・スパーマン2人が築いた人脈によって仕入れられるフランスの高級皮革を採用することで、高品質を担保しているのだ。
「ジャランスリウァヤ」が展開するシューズのほとんどは30,000円台で販売されている。この最強コスパの理由も三浦さんはこう説明してくれた。
「やはりインドネシア製という部分は大きいですね。英国や日本に比べて生産コストが抑えられています。また日本へ仕入れる際も、両国の経済連携によって輸入関税が下げられているおかげで、高級靴のクオリティを持ちながら、日本国内ブランド以下の価格を可能としているんです」
「やはりインドネシア製という部分は大きいですね。英国や日本に比べて生産コストが抑えられています。また日本へ仕入れる際も、両国の経済連携によって輸入関税が下げられているおかげで、高級靴のクオリティを持ちながら、日本国内ブランド以下の価格を可能としているんです」
革靴コーデに選択肢を増やしてくれる存在
「ジャランスリウァヤ」ではどのモデルが一番人気なのかを三浦さんに伺ってみるとこう答えてくれた。「やはりビジネスや冠婚葬祭でも使える“内羽根ストレートチップ”の『Bandung#98321』は人気ですね。ソールもレザーではなくダイナイトソール(ゴム底ソール)なので防滑性にも優れています。
あとはカジュアルスタイルでも取り入れられる“ローファー”の『Garuda#98998』も人気ですね。こちらもブラックだけでなく、ブラウンやスウェードアッパーのタイプも展開されているので、着こなしに合わせて選べます」


「ジャランスリウァヤ」では、年2回ほど購入者にシューツリーをプレゼントするキャンペーンを行っているが、そちらも好評だと三浦さんは続ける。
「1足購入するとブナの木でできたシューツリーが付属するキャンペーンは人気ですね。やはりシューツリーを入れないと形も崩れるし、足裏は汗をかくのでカビの原因にもなります。本格的なシューツリーも購入すれば10,000円は下らないので、お得なんですよ」
「1足購入するとブナの木でできたシューツリーが付属するキャンペーンは人気ですね。やはりシューツリーを入れないと形も崩れるし、足裏は汗をかくのでカビの原因にもなります。本格的なシューツリーも購入すれば10,000円は下らないので、お得なんですよ」

最後に三浦さんに「ジャランスリウァヤ」の魅力を伺ってみるとこう答えてくれた。
「やはり、このコスパは大きな武器ですよね。カジュアルに革靴を履きたいときに、高級ブランドのものを購入するにはどうしても二の足を踏んでしまいます。そんなときこの価格帯で選べるのは強みですよね。もちろん、安かろう悪かろうではなく、しっかりクオリティも伴っているのも『ジャランスリウァヤ』の魅力といえますね」
高品質なのにそれをうれしい意味で裏切る最強のコスパは「ジャランスリウァヤ」でしか成しえない。昨今、注目される革靴スタイルにおいて、選択肢のひとつに入れてみてはいかがだろうか。
「やはり、このコスパは大きな武器ですよね。カジュアルに革靴を履きたいときに、高級ブランドのものを購入するにはどうしても二の足を踏んでしまいます。そんなときこの価格帯で選べるのは強みですよね。もちろん、安かろう悪かろうではなく、しっかりクオリティも伴っているのも『ジャランスリウァヤ』の魅力といえますね」
高品質なのにそれをうれしい意味で裏切る最強のコスパは「ジャランスリウァヤ」でしか成しえない。昨今、注目される革靴スタイルにおいて、選択肢のひとつに入れてみてはいかがだろうか。
PROFILE

三浦由貴(みうら ゆうき)
GMT inc プレス
世界各国のシューズを取り扱い、卸販売を行う「GMT inc.」。同社の名物プレスとして活躍するアパレル業界きってのファッショニスタ。現在も同社の広報活動、商品企画、撮影のディレクションまで幅広く活躍。雑誌などのスナップでもスタイリッシュな姿を披露し、そのアイテム選びも個性的。愛称はミウラシュラン。
Text by Yasuyuki Ushijima(NO-TECH)











