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アイドルという“かわいい”存在を考える:社会学者・上岡磨奈

2024.11.11
とても身近で、捉えどころのない「かわいい」という言葉をさまざまな角度から考える「特集:かわいいのゆくえ」。
私たちの生活は「かわいいもの」であふれているが、そのなかでも「かわいい」という表現が欠かせないものの一つが「アイドル」ではないだろうか。
第2回は社会学者でアイドル研究を専門とする上岡磨奈さん。自身もアイドルとして活動していた研究者だ。
アイドルにとって「かわいい」とはどんな意味を持つのか。「推し」と「かわいい」の関係とは? 日本にしかないカルチャー「アイドル」を通して見える「かわいい」について話してもらった。
第一回はこちらから
features心理学から見た「かわいい」の正体と今後のゆくえ:入戸野宏

PROFILE

上岡 磨奈(かみおか まな)

慶應義塾大学文学部非常勤講師。俳優、記者、アイドル、作詞家などを経て、2014年よりアイドルとアイドルファンを対象とした研究を開始。著書に『アイドル・コード: 託されるイメージを問う』(青土社)などがある。

「アイドル」と「かわいい」と社会

「アイドル」の研究では、どんなことを調べていますか?
日本では「アイドル」とひとくちにいっても、旧ジャニーズ系、AKB48や坂道系、モーニング娘。のようなメジャーでテレビ出演も活発なグループから、K-POPをはじめとする海外アイドル、ライブハウスを拠点にする「ライブアイドル」や「インディーズアイドル」など、何百、もしかしたら何千という数えきれないほどのアイドルグループが活動しています。
私はフィールドワークを中心に、アイドル本人たちにインタビュー調査を行ったり、ファンのコミュニティを対象とした定量調査を実施したりして、社会のなかでのアイドルの受け入れられ方や、仕事としてのアイドルの働き方を研究しています。


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