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ミッドソールに新素材を採用! ニューバランス「1080」がフルモデルチェンジ

2026.01.23
ニューバランスの「1080」は、ランナーの日々のトレーニングを支えるデイリートレーナーとして高い人気を誇るロングセラーだ。また、プレミアムなクッション性能による快適な着用感とシンプルなデザインが支持され、ウォーキングや通勤用、タウンユース用のシューズとして活用しているユーザーも多い。
今作「1080 v15」はミッドソールに新素材を採用。新素材は一体どんなもので、それを採用したシューズはどんな進化を遂げたのだろうか。

ランナーのロングランを支えるシューズ

近年の世界的な傾向を探ると、競技志向のランナーおよびイベント志向のランナーが増えているという。大会に参加し自己記録更新を目指すランナー、ランニングウォッチを使ってログをとり、日々の成長を確認するランナー、ランニングクラブやランニングコミュニティに参加するランナー、リレーや駅伝などのイベントに参加するランナーたちだ。特に若い世代では、その傾向が強まっているという。
 ランニングが習慣となり生活の一部となっている、日々ランニングに真剣に向き合っている、そんなランナーたちの毎日のランニングをより良いものにし、ランナーのロングランをサポートすべく開発されたのが、「1080 v15」だ。
ロングランには2つの意味が込められている。1つは長時間・長距離を走るという意味のロングランだ。もう1つは長期間という意味でのロングラン。「1080 v15」では、ランナーが長距離を長期的に走り続けることをサポートするための機能が追求されたというわけだ。
「1080 v15」22,000円(税込)
従来の「1080」は、ウォーキングやタウンユースにおいても支持されてきたが、「1080 v15」は、よりランニングにコミットしているコアなランナーにフォーカス。今まで以上に日々のジョグ、長距離をゆっくりと走るLSD、レース後のリカバリージョグなどに最適なシューズに仕上げられている。

新しいミッドソールプラットフォームが誕生

「今までニューバランスのミッドソールプラットフォームは、FuelCell(フューエルセル)とFresh Foam(フレッシュフォーム)の2本の柱で走ってきましたが、1080 v15にはInfinion(インフィニオン)という新しいプラットフォームが採用されました。
フューエルセルは、より速く走るための設計のミッドソールです。一番のポイントはエナジーリターンで、反発弾性をいかに高めるかというところにフォーカスしています。フレッシュフォームは、より心地好く走るために設計されたミッドソールです。フワフワ、モチモチとした柔らかさ、ストレスフリーなライド感を味わえるものになっています。
 インフィニオンは、より長く、より効率良く走ることをサポートするために誕生したミッドソールプラットフォームです。反発性の持続力、耐久性が高く、長期にわたってバウンス感が持続します」と、株式会社ニューバランスジャパン ランニングフットウエア担当の間宮葵さんは語る。
 前作は「Fresh Foam X 1080 v14(フレッシュフォーム エックス 1080 v14)」というモデル名からわかるように、クッション性と快適性を重視したフレッシュフォームをプラットフォームとしていたが、「1080 v15」は新しいミッドソールプラットフォームに変更された。高いクッション性がありながらも反発性も十分にあるバウンス感と、その持続力が特長のインフィニオンを採用した「1080 v15」、多くのランナーがデイリートレーナーに求める機能が備わっていると言えるだろう。
 「インサート(インソール)も、もちっとした弾力を足裏にダイレクトに感じられるものになっています」
ミッドソールには新素材のインフィニオンが採用された

「1080 v15」は大幅な軽量化にも成功

インフィニオンはクッション性と反発性とその持続性に優れていることに加え、軽量であることも特長だ。その影響もあり「1080 v15」は軽量化も実現した。
 「前作が約300g(片足27.5cm)でしたが、1080 v15は約260g(片足27.5cm)。約40gも軽くなっており、心地好いバウンス感と同時に軽やかなライド感が得られるシューズとなっています」
 アッパーには、軽量かつ通気性に優れたBreathable mesh(ブリーザブル メッシュ)を採用。Data to designのもと構築されたデザインは、走行時における足の動きと連動する確かなフィット感と快適さを提供する。さらにアッパーとシュータンが連結されているガセットタン構造が採用されており、シューズ内での足のブレ、シュータンのズレが抑制される。
 アウトソールもData to designのコンセプトのもとデザインを一新。適度なロッカー構造との相乗効果で、着地から蹴り出しまでの重心移動がスムーズに行える仕様となっている。
アッパーにはBreathable meshを採用
アウトソールの踵部外側には耐久性に優れたN durance(エヌ デュランス)を採用

従来の「1080」とは一線を画す新しいシューズ

「1080」の初代モデルがリリースされたのは、2011年。クッション性を高めた長距離用ランニングシューズとして登場し、アメリカ市場を中心に高い評価を得た。2016年に発売された「1080 v6」では、プラットフォームにフレッシュフォームが採用された。
以降、「1080」はフレッシュフォームシリーズを代表する一足だったわけだが、「1080 v15」では新しいミッドソールプラットフォームとなったことで、当然ながら、前作までとは一線を画すライド感となっている。
 前作との比較で、もっとも違いを感じた点はレスポンスの良さだ。ミッドソールの反発弾性が高く、深く沈み込む前にグッと押し返してくれる感覚が得られる。その結果、リズム良く足を回していける。
レスポンスの良さが「1080 v15」の魅力
近年、デイリートレーナーにはバウンス感を求めるランナーが増えている印象があるが、「1080 v15」はそんなランナーの期待に応えてくれるシューズと言えるだろう。快適かつ心地好くデイリーのランを楽しみたい、日々のジョグの質を高めたい。そんなランナーにはぜひ試してもらいたい一足だ。

PROFILE

間宮 葵(まみや あおい)

株式会社ニューバランス ジャパン フットウエア企画部でランニングカテゴリーを担当。高校まで陸上部に所属して1500mを中心に競技をしていた。社会人から再び走り始め、フルマラソンのPBは3:03:55。 街ラン~トレイルまで幅広く楽しんでいる。

Text by Fumihito Kouzu

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