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新たな「体育着文化」が生まれる? トンボがアンダーアーマーの体育着を展開する理由とは

2023.01.10
近年、多様化やジェンダーレス化などを背景として、学校においてもさまざまなデザインの制服が広がりを見せている。
 
その中で、「トンボ学生服」を中心に、学校制服・体育着を企画、製造、販売の事業を手掛ける株式会社トンボは、米国大手スポーツ用品ブランド「アンダーアーマー」の日本総代理店「株式会社ドーム」とサブライセンス契約を結び、アンダーアーマーの「体育着」の販売を開始すると発表した。2023年の春には100校に対し、10万点の体育着の販売を予定している。
 
そこで今回、株式会社トンボのMD本部 井原長武さんに、学校における体育着の現状から、今回の体育着の特徴、同社の今後の展開まで聞いた。

トンボの思いと近年の制服文化の変化

トンボは創業147年を迎える、老舗ユニフォームメーカーとして知られている。「生徒の成長を見守る」ことを原点に、「制服文化」を守ってきた企業だ。
 
「『良い制服を正しく着る』という精神を世の中に伝えることで、社会の中でのアイデンティティを芽生えさせ、学生の明るい未来をつくるお手伝いをする。それこそが、TOMBOWブランドの存在意義だと考えています」
 
長年に渡り学生服を手掛けているトンボから見て、制服の製造方法や学校・生徒からのニーズの変化を強く感じているという。
 
「ジェンダーレスへの配慮もあり、詰襟・セーラー服からブレザースタイルへ変更する学校が増えていますね。
 
しかし、例えば『ジェンダーレスを目的とした制服』と表現してしまうと、女子生徒がスラックスを履きたいと思っても履きにくい環境になることがあります。当社としては『着用できる制服アイテムの選択肢を増やしたコーディネイト』として提案しています」


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