スキンケアでもインナーケアでも、今や欠かせない存在となったビタミンC。しかし、「朝は使わない方がいい?」「“ピュア”と“誘導体”の違いは?」など、正しい使い方やその働きについては、意外と知られていないかもしれない。
そこで、ピュアビタミンC美容液で市場を牽引する
ロート製薬の
Obagi(オバジ)を取材。ブランドの核となる独自の「SHR理論」から、ビタミンCにまつわる疑問まで、専門家に詳しく聞いた。
肌本来の力を呼び覚ます。Obagiの原点「SHR理論」とは
2001年の発売以来、ビタミンCスキンケアのパイオニアとして愛され続けるObagi。その誕生の背景には、時代のニーズと、ある皮膚科医との出会いがあった。「Obagiブランドが立ち上がるに至る1990年代後半は、欧米を中心に、スキンケアに即効性や分かりやすい実感が求められるようになった時代でした。今後、日本でもいわゆる“攻めの美容”へのニーズが高まると予想されるなか、私達も製薬会社ならではの強みを生かしたスキンケアを模索していました。
そんな時、ロサンゼルスでピーリングの第一人者として知られるDr.オバジと出会ったのです。彼が提唱するSHR理論が、私達の目指す考え方と一致したことで、日本での展開が始まりました。