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2023.02.09

歩行ナビゲーションシステム「あしらせ」、革新的なアプローチで視覚障がい者をサポート

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株式会社Ashiraseが手掛ける、視覚障がい者向け歩行ナビゲーションシステム「あしらせ」。
「あしらせ」は、視覚障がい者が「1人で自由に歩ける」ことを実現するために同社が開発した、歩行ナビゲーションシステムだ。デバイスを自身の靴に装着し、あしらせ専用のスマートフォンアプリに目的地を入れると、振動で進行方向と道順を教えてくれる。
2023年1月にアメリカ・ラスベガスで開催された世界最大級のテクノロジーの祭典『CES2023』に出展すると、特に評価されたプロダクトに贈られる「Innovation Award」を受賞した。
そこで今回、同社の代表取締役・千野歩さんに、会社を立ち上げた経緯や、開発の背景、反響や今後の取り組みについて聞いた。
PROFILE|プロフィール
千野 歩(ちの わたる)
千野 歩(ちの わたる)

株式会社Ashirase 代表取締役
青山学院大学理工学部卒業後、本田技術研究所に入社。ハイブリッド車のパワートレイン制御や自動運転システムの研究開発に従事する。2021年4月に株式会社Ashiraseを創業。

会社設立のきっかけは親族の歩行事故

株式会社AshiraseはHondaの新規事業創出プログラムIGNITIONから生まれたベンチャー企業だ。千野さんは、もともと同社で電気自動車や自動運転の制御に関わるエンジニアをしていたが、妻の祖母が亡くなったことが起業のきっかけとなった。
「2018年、川の横を1人で歩いていた義祖母が亡くなる事故がありました。検証の結果、目が不自由だったため、足を踏み外して川に落ちてしまったのではないかという話になりました。
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