家で過ごすとき、足元の快適性まで考慮できているだろうか。
長年のOEM製造で培われた職人技と、イタリア製の高品質な素材を組み合わせた一足は、着用者に新たな体験をもたらす。
革靴製造の知見を応用したルームシューズの開発背景
大阪府に拠点を置く株式会社北星製靴は、2009年の創業以来、主に靴のOEM製造を手がけてきた。同社は自社工場を保有し、素材の裁断から縫製、仕上げまで一貫して対応できる生産体制を有している。
自社構造で裁断から縫製まで行うしかし、社会情勢の変化は事業に影響を与え、職人技術の継承という課題に直面した。これを機に、同社は自社工場でゼロから製品を開発し、自社ブランドとして展開する挑戦を開始した。
そこで発売されたアイテムが、長年の革靴製造で培った技術と、ユーザーへの思いを込めたルームシューズである。
Makuakeにて販売中。4色展開。「レザールームシューズ」9,000円〜18,000円(税込)このルームシューズは、革靴作りのノウハウを随所に反映している。
アッパー素材には、1958年にイタリアで創業したタンナー、Mastrotto(マストロット)社のシボ革を採用した。
イタリアに拠点を持つMastrotto社表面に細かなしわ加工が施されたシボ革は、通常の革に比べて耐久性が高く、傷が目立ちにくい利点がある。これにより、長く愛用できる丈夫さを実現している。