「3D smart & try」は、3Dボディスキャナーを用いて3秒でからだをセルフ計測し、計測結果に基づきインナーウェアのサイズや全身18ヶ所の採寸データなどを知ることができるサービスだ。
「SCANBE」へのリブランドは、基本的な計測機能を維持しながら、より情緒的な訴求や体験価値の高いサービスを提供することを目的に行われた。さらに、今年3月には、ワコールを含む3社共同で開発された新サービス「
わたしを知る骨格診断」も提供を開始している。
今回は、リブランドの背景や新サービスに関して、同社イノベーション戦略室の小川はるなさんに話を伺った。
PROFILE|プロフィール

小川 はるな(おがわ はるな)
株式会社ワコール イノベーション戦略室
2012年入社
人間科学研究開発センターで研究員として体型データに基づく基礎研究や商品開発に従事
2023年イノベーション戦略室に異動
テックデザイン担当としてボディデータに基づく顧客分析やサービス開発業務を担当
3D計測に、エンターテインメントのような楽しさをプラス
「3D smart & try」は、2019年にサービス提供を開始。これまでは、「3秒でセルフ計測が可能であること」や「インナーウェアのサイズを確認できること」などの機能的な価値の訴求が中心となり、本質的な価値や情緒的な価値の訴求が不足していたそうだ。