アパレル業界における廃棄物は深刻な問題としてある。だからこそ、さまざまな企業がいかにして廃棄を減らせるかに取り組んでいる。製造過程の見直しや古着の回収などがそこに含まれるだろう。
今回、同社R&D部R&D室の坂本和也さんに、本プロジェクトの狙いだけでなく、衣服から作られる培土の魅力も伺った。
PROFILE|プロフィール
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坂本和也(さかもとかずや)
R&D部R&D室。1987年生まれ、和歌山県新宮市出身。2009年に瀧定大阪(現スタイレム瀧定大阪)に入社。12年間にわたりテキスタイル事業に携わり、2017年には社内の最優秀職員賞を受賞。2021年度よりR&D部R&D室にてPLUS∞GREEN PROJECTを担当。
繊維商社ならではのSDGs
はじめに、どのような事業を展開されているのでしょうか。
弊社は150年を超える歴史を持つ繊維専門商社で、テキスタイル、原料、アパレル製品、ライフスタイルの4つの分野で事業を展開しています。とりわけテキスタイル事業においては、国内だけでなく、海外12拠点と連携しながら、弊社の強みであるテキスタイルの企画開発を世界各国で展開し、販売しています。
近年は、繊維産業を取り巻く問題を解決するため、サステナビリティへの取り組みも強化しています。環境や社会に配慮したテキスタイルやマテリアルを「ECOARCH®(エコアーチ)」と総称して、環境配慮、オーガニック、森林保護、リサイクル、動物保護の5つのカテゴリーを展開しています。 この記事は会員限定です。
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