リベンジ消費とは、とあるきっかけで消費が減退してしまったあとに、抑制されていた消費が急激に復活する現象を指す。コロナウイルスの影響で注目が集まっている消費形態の1つだ。
今回電子チラシサービスShufoo!が、利用する全国の8108名の消費者を対象とした「リベンジ消費」に関する意識調査を実施した。Shufoo!は、チラシに関する日本最大級のWEBサービスだ。大手スーパー、ドラッグストア、家電量販店など店舗の消費に密着したサービスを提供してきた。リベンジ消費は現在どのような傾向があるのか。Shufoo!などを運営する株式会社ONE COMPATHの広報を務める千野賢一さんにお話を伺った。 PROFILE|プロフィール

千野賢一
大学卒業後、テレビ通販会社に入社。通販番組制作およびインターネット通販事業に従事。その後PR会社に入社し、約8年間クライアントの広報コンサルティングとメディア関係構築に携わる。2015年、当社前身の株式会社マピオンに入社。入社以来、社内外向け広報活動を担当。PRにより自社のニュースを世の中のワンマイル(身近)な話題に落とし込むために、日々奮闘中。
コロナウイルスのストレス発散にリベンジ消費
今回「リベンジ消費」に着目するに至った経緯を教えてください。
これまでも年末年始の買い物やバレンタインデーといった季節性の高いものから、消費税増税といった時流に合わせたものまで様々なテーマの意識調査を行ってきました。私が参画する随分昔から、自社のビジネスやサービスの企画に活用するため調査を行っていたと聞いていますが、いち生活者の意識ということだけではなく、家計の財布を握る“主ふ”(主婦・主夫)の買い物意識や行動を把握することに意味があると思っています。買物情報のプラットフォームを提供するShufoo!として、“主ふ”の声を把握し、データとして発信することは重要な役割だと考えています。この記事は会員限定です。
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