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約137gの超軽量プレート搭載モデル! ミズノの次世代レーシングシューズ「HYPERWARP(ハイパーワープ)」シリーズの実力

2026.01.08
1秒でも速く走りたいというランナーの想いに応えるため、研究を重ねたミズノ。フルレングスのカーボンプレートを搭載しながら約137g(片足27.0cm)という超軽量を実現し、安定性も確保。アスリートの声と真摯に向き合い、技術の粋を結集したという次世代のレーシングシューズは一体どんなシューズなのだろうか。
 ミズノのトップレーシングモデルといえば「WAVE REBELLION(ウエーブリベリオン)」シリーズがある。よりスムーズな高速走行を実現するミズノ独自のソール構造、SMOOTH SPEED ASSIST(スムーズ スピード アシスト)を採用している。
SMOOTH SPEED ASSISTとは、ミズノが今までに短距離用のスパイク開発で得た知見も生かされた特許取得のソール構造で、ランニング時のふくらはぎ周辺の負担を軽減する効果があるものだ。
そんな「ウエーブリベリオン」シリーズの開発で培われてきた知見も活かされながら、アスリートの声を聞き直し、ゼロから作り上げたのが新シリーズ「HYPERWARP(ハイパーワープ)」だ。

軽量性、反発性、安定性を追求した新シリーズ

「日々、現場の声を第一に商品開発をしているものの、どうしてもブランドのエゴが出てしまうこともあります。今回改めて、トップアスリートの声をより深く、より詳細に拾い、開発を進めました。
アスリートたちが純粋にシューズに求める機能を突き詰めた結果、軽量であること、反発性があること、安定性があることの3つに集約されました。この3つのキーワードにフォーカスしたのが、ハイパーワープ シリーズです」と、ミズノ株式会社 グローバルフットウエアプロダクト本部の須藤眞吾さん。
 軽量性・反発性・安定性の三位一体を体現した「ハイパーワープ」シリーズは、約137g(片足27.0cm)という超軽量を実現した「HYPERWARP PURE(ハイパーワープ ピュア)」、反発性と安定性をハイレベルで両立した「HYPERWARP ELITE(ハイパーワープ エリート)」、SMOOTH SPEED ASSISTを採用した「HYPERWARP PRO(ハイパーワープ プロ)」の3足で構成されている。
 「走る距離によって求めるシューズが異なるのはもちろん、それはコンディションによっても変わってきます。トップアスリート、世界中のランナーのニーズに応えるために3モデルのラインナップとなりました。軽さとレスポンスを求めハイピッチで走りたいランナーにはピュア、高い反発を受けてストライドを大きくして走りたいランナーにはエリート、SMOOTH SPEED ASSISTによる強いサポートが欲しいランナーにはプロがおすすめです」
「ハイパーワープ」シリーズは3モデルで構成されている
「ハイパーワープ ピュア」35,200円(税込)
「ハイパーピュア エリート」29,700円(税込)
「ハイパーワープ プロ」29,700円(税込)

MIZUNO ENERZY XPのライトウエイトバージョンが誕生

「ハイパーワープ ピュア」が驚異的な軽量性を実現できた要因の1つが、新しく開発されたMIZUNO ENERZY XP(ミズノエナジー エックスピー)のライトウエイトバージョンだ。軽量化を実現しながら、反発性、クッション性にも優れた素材だ。
 「ミッドソールのフォーム素材の開発は群雄割拠の時代を迎えています。TPU(熱可塑性ポリウレタン)ベースのもの、EVA(エチレンビニルアセテート)ベースのもの、TPE(熱可塑性エラストマー)ベースのものなどがありますが、MIZUNO ENERZY XPのライトウエイトバージョンは、ナイロンをベースにしています。その結果、軽量なだけでなく、レスポンスが良く、安定性も高い素材となりました」
 「ハイパーワープ ピュア」ではミッドソール全面に、「ハイパーワープ エリート」ではミッドソールのトップ部分に同素材を採用している。「ハイパーワープ エリート」の重量は約170g(片足27.0cm)で、こちらもカーボンプレート搭載モデルとしては非常に軽量だ。
「ハイパーワープ ピュア」は、ミッドソール全面にMIZUNO ENERXY XPのライトウエイトバージョンを採用

カーボンプレートの形状も刷新

「ハイパーワープ ピュア」と「ハイパーワープ エリート」には、SMOOTH SPEED PLATE(スムーズ スピード プレート)と名付けられた3D成型技術を用いたフルレングスのカーボンプレートが搭載されている。「WAVE REBELLION PRO LOW(ウエーブリベリオン プロ ロー)」に搭載されていたものと比べて約240%の剛性を持ち、中足部内甲側を3D形状に巻き上げることで、軽量ながら、反発性と安定性に大きく貢献している。
 「我々にはウエーブプレートに代表される、プレートの高い加工技術があります。そのノウハウを生かしながら、ラボでのテストと微調整を繰り返し、この形状に至りました」
3D成型技術を用いて作られたカーボンプレート

足がよく回る印象の「ハイパーワープ ピュア」

「ハイパーワープ」シリーズのトップモデルである「ハイパーワープ ピュア」を履いて、実際に走ってみた。手に持った瞬間から軽さは実感できるのだが、足を入れると改めてその軽量性に驚かされる。
 走り出すと際立つのは、レスポンスの良さだ。地面からの突き上げの硬さを感じることはなく、厚底シューズ特有のブレ感もない。前足部の接地面積が広く、アウトソールのグリップ力があるからか、足運びはとても安定する。コントロールしやすく自然にピッチが上がる印象だ。
ソールの厚さは踵部が34.5mm、前足部が31.5mmと厚底過ぎない設計なので、厚底が苦手というランナーにも試す価値があるはずだ。
軽量で扱いやすく多くのランナーに支持されそうなライド感

PROFILE

須藤 眞吾(すどう しんご)

ミズノ株式会社 グローバルフットウエアプロダクト本部 商品企画部 パフォーマンスランニング企画課

Text by Fumihito Kouzu

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