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オフィスにもジムにもアウトドアにも完全対応!「ミステリーランチ」の究極バックパック

2024.11.15
快適な背負い心地と、アクセスが容易な収納システム、そして耐久性の高さに定評があるバッグ専業ブランド「ミステリーランチ(Mystery Ranch)」のバックパックのなかでも、普段使いの利便性とクライミングの要素が融合した人気商品「スーパーセット(Super Set)」がリニューアルされ、究極の進化形ではないかと話題だ。
 
すっきりしたフォルムでありながら、多様なポケットが手の届きやすい場所に配置されており、実際とても背負いやすい。そして見るからに丈夫そうだ。バッグ作りのノウハウが、惜しみなく注がれているように思える。そこで株式会社エイアンドエフを訪ね、プロダクト部の関口知秀さんに詳しく話を聞いた。
スーパーセット24 25,850円(税込) 容量26L  重量1.1kg 3辺サイズ46cm×27cm×26cm カラーは写真のBlackの他、Mineral Grey、Prince(パープル系)の3タイプ

これで必要十分。これなしで家を出られなくなるほど、さりげなく機能満載

 「以前から強い支持のある『スーパーセット』をこの秋冬シーズンにリニューアルして発売したところ、爆発的な人気となっています。この製品の特長を理解いただくためにも、まず『ミステリーランチ』というバッグ専業ブランドがどのような物作りをしているか、背景を少し説明させてください。
 
ミッション・ステートメントとしてブランドが掲げるポリシーがあります。『ミステリーランチは高品質なギア作りの伝統に基づき、世界で最も要求の厳しいユーザーのために、最高の荷重支持性能を持つパックとアクセサリーを作ります』というものです」
 
この「最高の荷重支持性能」というのは、簡単に表現すれば「背負いやすい」ということだ。では、「ギア作りの伝統に基づき」と「世界で最も要求の厳しいユーザーのために」というのは、具体的にどういうことだろう?
たとえばオフィスで使う文具などはフロントに近いポケットにまとめておき、フリーアドレスの職場やカフェや出張先など場所を選ばす仕事効率化。いざというとき素早く取り出したい折り畳み傘はその奥に忍ばせるなど、必需品をミニマムにまとめて携行しやすい

過酷な状況を克服するイノベーションが、日常使いのバッグに生かされている

 「2000年にスタートした『ミステリーランチ』の創業者デイナ・グリーソンという人物はバッグデザイナー、バッグメーカーとして北米を代表する1人です。バックパック界の生きる伝説……リヴィング・レジェンドや、神様と形容されることも多い有名人で、『ミステリーランチ』以前にも1975年から独自のブランドを立ち上げてバッグ作り一筋に歩んできました。
 
『ギア作りの伝統に基づき』という部分は、約半世紀にわたるノウハウの蓄積を生かしてという意味です。『世界で最も要求の厳しいユーザーのために』というのはですね、ミリタリー、ファイヤー、ハンティング、マウンテンの4本柱でバッグ作りをしており、それらすべてにおいて最高レベルの要求に応えることを表しています」
 
アウトドアのブランドがミリタリー(軍用品)のメーカーを兼ねることはよくあるのだが、同時にファイヤー(消防用品)とハンティング(狩猟用品)のメーカーを兼ね、マウンテン(登山用品)を含む幅広いニーズに応えるというのは他で聞いたことがない。
トップとサイドを全開にすると、このように広く開口する。背中側に近いポケットにPCを収納すれば衝撃から守られ、荷重支持性能の面からも合理的。PCの収納とは別に、ハイドレーションパックなどを収めるポケットも手前に装備されている。上部2つのギアループは装備を取り付けるのに便利で、クライマーを意識した仕様だがアクセサリーなどを装着すれば日用品の整理収納に生かせる
「ユーザーがどういった場面でどういう使い方をするか詳細なヒアリングを行い、困りごとの解決を図るアプローチで物作りをしています。あらゆる現場のプロフェッショナルのための道具という位置づけで開発を行い、ひとつの問題解決が他ジャンルの問題解決につながってイノベーションの相乗効果が生まれやすい企業風土となっています。
 
過酷な状況で役立つイノベーションの数々を、街使い・日常使いを意識した『スーパーセット』のような製品にも当てはめ、100%自社開発しています。『ミステリーランチ』のあらゆるアイテムが高い評価と信頼を得る理由は、この徹底した自社開発にあります」
サイドのメッシュポケットにはウォーターボトルやスマートフォン、地図や行動食などを収納しておくとアクセスが容易。その奥にはさらに、ジッパー付きのポケットがあり、貴重品なども携行しやすい。逆側の収納との使い分けも工夫のしどころ

立ち寄り先で使うものを分けて整理整頓しておけば、外出時の行動が断然スマートに

豊富な収納を駆使すれば、行き先に応じてわざわざ荷物を詰め変えなくても「スーパーセット」ひとつでどこへでも行ける。オンとオフの持ち物を一式この中に収めておけば、どこに何があるかすぐわかり、必要なものをサッと取り出してスマートに扱える。容量の多い32Lのタイプもあって、こちらはシューズの携行にも配慮されている。
スーパーセット32 30,800円(税込) 容量32L 重量1.3kg 3辺サイズ51cm×29cm×27cm カラーは写真のBlackの他、Aura(グレー系)、Sedona(オレンジ系)の3タイプ
「スーパーセット32」は下部のコンパートメントにさりげなくシューズを収納して常に持ち歩くことが可能なデザイン
クライミングシューズを収納して現地で履き替えるのが元々の用途かもしれないが、ジム用のシューズを入れてオフィスの行き帰りにワークアウトするにも便利だし、出張先で朝夕にジョギングするためのシューズを持って行くのもいい。また、登山靴で行動して、宿泊地や行き帰りでサンダルを履きたい場合などにも、下部のコンパートメントを活用できる。
 
「底面にまでカーボネイトコーティングのバリスティックナイロンを用いているため、丈夫なだけでなく撥水性が高く、水ぬれや汚れに強いです。フィールドで汚れてもサッと水拭きすれば大抵きれいに落とせます」
 
優れた機能がセットになっているから「スーパーセット」なのかと思ったら、名称はトレーニング用語の「スーパーセット」に由来するという。セット間のインターバルなしで拮抗する筋群を交互に鍛える(たとえば上腕二頭筋と上腕三頭筋を連続で鍛える)スーパーセットのように、オンとオフの区別なく常に活用するバッグとしておすすめできる逸品だ。

PROFILE

関口 知秀(せきぐち ともひで)

株式会社エイアンドエフ プロダクト部
山歩き全般を愛する。なかでもとくに、源流釣りの泊まりがけ山行を深く愛す。源流釣りは装備が多く、重量も大きくなりがちなため、「ミステリーランチ」のバックパックやアクセサリーの利便性を強く実感。

Text by Naoki Sakata

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