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駅伝シーズンの風物詩! ナイキ「EKIDEN PACK」の中身に迫る

2024.12.09
ナイキは毎年、年末年始の駅伝シーズンに向けて「EKIDEN PACK(エキデン パック)」コレクションをリリースしている。大舞台で「EKIDEN PACK」のレースシューズを着用した選手たちが躍動する姿は、年末年始の日本の風物詩のひとつと言えるかもれない。
2023年の「EKIDEN PACK」は左右で異なるカラーを採用した「ナイキ アルファフライ 2(NIKE ALPHAFLY 2)」と「ナイキ ヴェイパーフライ 3(NIKE VAPORFLY 3)」が話題となったが、今年の「EKIDEN PACK」はどんなテーマのカラーが採用されたのだろうか。

松明からインスピレーションを得たファイヤーパターン

「EKIDEN PACKは10年以上続くコレクションで、常に駅伝からインスピレーションを得たデザインが取り入れられてきました。今回のEKIDEN PACKは、駅伝が誕生して間もない頃に、夜道を走るランナーのために道を照らしていた松明の炎からインスピレーションを得たファイヤーパターンが採用されています。
また、この炎のデザインは、2002年に発売されたエア ストリーク スペクトラム プラスというモデルから取り入れたものでもあります。エア ストリーク スペクトラム プラスは、日本の駅伝ランナーの意見を聞いてデザインされたストリーク シリーズの一足で、ナイキの中でも伝説的なモデルとなっています」とEKIN(エキン/ナイキのプロダクトのテクノロジーやイノベーション、開発背景やストーリーを伝える担当者)の太田諒さん。
今回のEKIDEN PACKはファイヤーパターンが採用されたインパクトのあるデザイン

レース本番から日々のトレーニングまでをサポート

今回の「EKIDEN PACK」のフットウエアは、「ナイキ アルファフライ 3」「ナイキ ヴェイパーフライ 3」「ナイキ ズーム フライ 6(NIKE ZOOM FLY 6)」「ナイキ ライバル フライ 4(NIKE RIVAL FLY 4)」の4足で構成されている。それぞれを細かく見ていきたい。
 
「ナイキ アルファフライ 3」は言わずと知れたトップレーシングモデル。前足部に搭載された2つのエア ズーム ユニット、クッション性に優れたズームエックス フォーム、カーボン製フライプレートが三位一体となって大きなエネルギーリターンを生む。
 
交通事故で亡くなってしまったケルビン・キプタム選手が、2023年10月のシカゴマラソンで2時間0分35秒という驚異的なタイムで男子マラソンの世界新記録を更新した際にも「ナイキ アルファフライ 3」を着用していた。
さらにパリ五輪の女子マラソンで優勝したシファン・ハッサン選手、2024年10月のシカゴマラソンで女子選手として初めて2時間10分の壁を突破したルース・チェプンゲティチ選手がレースで着用しているのも「ナイキ アルファフライ 3」だ。
 
「今回のEKIDEN PACKのナイキ アルファフライ 3では、アッパーにファイヤーパターンをデザインし、ミッドソールにも炎をイメージしたグラデーションを採用。シュータンには“戦”、左足のヒール部分には“駅”、右足のヒール部分には“伝”の文字を施しています。さらに、インソールにもファイヤーパターンと駅伝のブランディングを採用しています」
ナイキ アルファフライ 3。39,655円(税込)
シュータンには“戦”の文字が施された
左足のヒールには“駅”、右足のヒールには“伝”の文字
「ナイキ ヴェイパーフライ 3」は、「ナイキ アルファフライ 3」と並ぶレーシングモデル。ズームエックス フォームを大ボリュームで採用したシューズで、コントロールしやすいカーボン製フライプレート搭載モデルとして根強い人気がある。「EKIDEN PACK」のモデルでは、「ナイキ アルファフライ 3」同様、アッパーにファイヤーパターン、ミッドソールに炎のグラデーションを採用している。
ナイキ ヴェイパーフライ 3。37,730円(税込)

ニューモデル「ナイキ ズーム フライ 6」も「EKIDEN PACK」で登場

ナイキ ズーム フライ 6は、ナイキ最高のクッショニング技術とプレートのイノベーションを盛り込み、ランナーの練習の質の向上や自己ベスト達成をサポートするためにデザインされたスーパートレーニングシューズ。2024年10月に登場したニューモデルだ。
「世界で最も偉大なマラソンランナーであり、ランニングに一大革命を起こしたBreaking2の立役者であるエリウド・キプチョゲ選手と密接に協力しながら、エネルギーリターンや快適さとプロテクションのバランスの調整を行い、さまざまなランナーがトレーニングおよびレースのために使えるシューズに仕上げています」
ナイキ ズーム フライ 6。19,800円(税込)
ミッドソールはズームエックス フォームとSR-02フォームの2層構造。前作よりも10%以上軽量化することに成功している。搭載されたカーボン製フライプレートは「ナイキ ヴェイパーフライ 3」のものと同じ形状ながら、多くのランナーが活用するトレーニングモデルとして最適な硬さに調整されている。
「EKIDEN PACK」のモデルでは、アッパーとインソールにファイヤーパターンが採用され、ヒール部分に“駅伝”(左に“駅”、右に“伝”)の文字が施されている。
 
前作の登場から3年。「ナイキ ライバル フライ」が満を持してアップデート。ミッドソールにはクッション性と反発性を両立したクシュロン 3.0フォームを採用。前足部にエア ズーム ユニットを搭載している。
また、中足部にはナイロン製のシャンクプレートを搭載。安定性と推進力の向上に貢献している。「EKIDEN PACK」の「ナイキ ライバル フライ」はスウッシュにファイヤーパターンを採用。襷をイメージしたデザインの中足部のフィットバンドに“駅伝”の文字が入れられている。
ナイキ ライバル フライ 4。11,550円(税込)
襷をイメージしたフィットバンドに駅伝の文字

特別な瞬間である駅伝をインパクトのあるデザインのシューズで

大学生ランナーにとって、駅伝は大きな注目を浴びるレース。そんな晴れ舞台をインパクトのあるデザインのシューズで走りたいという思いを持つランナーたちから、EKIDEN PACKは支持され続けている。最後に、EKIDEN PACKの発表会に登場した4人の選手のコメントを紹介したい。
右から桑田駿介選手(駒澤大学)、柴田大地選手(中央大学)、兵藤ジュダ選手(東海大学)、石田洸介選手(東洋大学)
「今回のEIKIDEN PACKは、今までに見たことのないインパクトのある炎のデザインで、レースに向けてやる気を奮い立たせてくれます。駅伝で勝つためにチームに貢献し、区間賞を狙います」(駒澤大学/桑田駿介選手)
「カラーが白系統のシューズが好きなので、今回のEKIDEN PACKのデザインはとても気に入っています。EKIDEN PACKを履いて、チームを引っ張り、勢いをつけられるような走りができるように頑張ります」(中央大学/柴田大地選手)
 
「今回のEKIDEN PACKは、炎をモチーフとしたデザインがナイキらしいと思いました。このようなデザインのランニングシューズは今までなかったので新鮮に感じますし、赤は好きな色なので履くとモチベーションが上がります」(東海大学/兵藤ジュダ選手)
「これまでにない大きなグラフィックで炎を表現しているところがとても斬新で、レースへの闘争心を駆り立ててくれるようなデザインが気に入っています。今年は最終学年なので、誰にも負けない強い東洋を取り戻したいです。東洋だけでなく、自分自身の強さも発揮できるレースにしたいです」(東洋大学/石田洸介選手)

Text by Fumihito Kouzu

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