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ランナーにハイレベルの安定性と快適性を提供! 「ナイキ ストラクチャー 26」の進化
スタビリティに優れたデイリートレーナーとして、長くランナーに愛され続けてきた「NIKE STRUCTURE(ナイキ ストラクチャー)」。ナイキのロードランニング フットウエア ラインはシンプルに再構成され、再び注目度が増していたところで、ニューモデル「ナイキ ストラクチャー 26」が発売された。
同モデルは、長く信頼されてきた「ナイキ ストラクチャー」のイノベーションの伝統を継承しながら、洗練されたスタビリティ性能とソフトで反発性の高いクッショニングプラットフォームと融合。安定性と快適性のハイレベルな両立に成功したという。一体、どのようなテクノロジーが採用されているのだろうか。

「ナイキ ストラクチャー」は安定性にフォーカスしたシリーズ
まず、ナイキのロードランニング用シューズ(レーシング用シューズを除く)について確認しておきたい。昨年末あたりにラインナップが整理され、「ペガサス」「ボメロ」「ストラクチャー」が3本柱となり、それぞれの柱にはアイコンモデルに加えて、プラス、プレミアムという上位モデルがある構成になった(ストラクチャーのプラスとプレミアムは未発表)。 「ナイキのロードランニングモデルは快適性を追求し、ペガサスはレスポンシブ クッショニング、ボメロはマキシマム クッショニング、ストラクチャーはサポーティブ クッショニングをコンセプトとしています。
ペガサスを例に説明させていただくと、プラスはもう少し上の体験を求めている方、ペガサス 41を気に入っているけれど、もう少し軽さがほしい、もう少し速いスピードで走りたい、そういった要望に応えるのがプラスになります。さらにプレミアムはナイキ ランニングの最高峰を表現するモデル。最先端のイノベーションの体験を求めているランナーに適したものになっています」とEKIN(エキン/ナイキのプロダクトのテクノロジーやイノベーション、開発背景やストーリーを伝える担当者)の太田諒さん。
「ナイキ ストラクチャー 26」は、サポーティブ クッショニングをコンセプトとする「ストラクチャー」のアイコンモデルであり、安定性の高さが特長となっている。

ミッドソール素材を変更しより心地好いライド感に
「ストラクチャーは安定性に優れたシューズとして、長きにわたって多くのランナーの足元を支えてきたモデルのひとつです。安定性に優れたシューズと聞くと、硬い、あるいは重いといったイメージを持つランナーの方もいるかもしれませんが、ストラクチャー 26は今までストラクチャー シリーズが培ってきた安定性をしっかりと確保しながら、クッション性や足運びのスムーズさ、足入れの快適さといったものの融合を達成したモデルとなっています」 「ナイキ ストラクチャー 26」のミッドソールには、フルレングスでリアクトX フォームが採用された。リアクトX フォームは、「ナイキ ペガサス 41」にも使われている素材だが、従来のリアクト フォームと比較してエネルギーリターンが13%向上し、ミッドソール製造時の炭素排出量が43%削減されている。
前作「ナイキ ストラクチャー 25」はクシュロン 3.0 フォームを採用し、前足部にエア ズーム ユニットが搭載されていたが、今回リアクトX フォームになったことで、接地感がソフトになり、着地から蹴り出しまでの重心移動がよりスムーズに行えるようになった。
高い安定性の源となっているのが、ミッドフットサポートシステムと名付けられたテクノロジー。ミッドソールの中足部内側と踵部外側が巻き上がった構造により、着地時の過度なプロネーション(着地時に踵が内側に倒れ込む動き)を抑制し、かつプロネーションの速度を抑えることで、身体への負担を軽減する。
オーバープロネーションは、ランナーが悩まされることが多いシンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)、足底筋膜炎、アキレス腱炎、腸脛靭帯炎などの原因になるとされている。安定性の高いシューズを選べば、これらを予防できるというわけだ。
「中足部の内側だけでなく、踵部の外側もサポートすることで着地から蹴り出しまでのとてもスムーズな体重移動を促してくれるのも、ストラクチャー 26の特長です」


アウトソール、アッパーにも新しい「ストラクチャー」らしさが
アウトソールは前足部と後足部で異なる素材を使用している。 「踵から中足部にかけては、少し硬度のある、そして耐摩耗性に優れたラバーを使用しています。耐久性を向上させるためであることはもちろんですが、着地時に足をしっかりと支える役割も果たしています。前足部の素材は発泡させた軽量でソフトな素材になっていて、踏み込んだときにクッション性を感じられるようになっています」
アッパーには、部位に応じてメッシュの孔の大きさを調整し、通気性とフィット性を高めたエンジニアードメッシュを採用。踵部とシュータン部のパッドの量が増えたことで、足あたりがソフトになり、快適性が向上している。内側には中足部バンドが搭載されており、足がシューズ内でしっかりとホールドされる。安定性と快適性の両立のために、細部まで工夫がなされているというわけだ。

圧倒的な安定感と安心感がある走り心地
「ナイキ ストラクチャー 26」で走ってみると、際立つのはやはり安定性。着地時にブレやグラつきを感じることがなく、膝や腰などへの負荷が小さそうだ。安定性にフォーカスしたシューズは「硬い」「重い」といった印象を持っているランナーもいるかもしれないが、硬さや重さは感じられない。前作「ナイキ ストラクチャー 25」と比べると、接地感はソフトになっている。着地から蹴り出しまでの重心移動と足の動きを正しくガイドされる感覚があり、走っていて安心感がある。
パリ五輪の男子1,500mで金メダルを獲得したコール・ホッカー選手は、「ナイキ ストラクチャー 26」について「私は、ほぼストラクチャー 26で走っています。その理由は、足首、膝、そして身体全体を正しい方向に動かせて、最適なランニングができるからです」と話しているが、これは「ナイキ ストラクチャー 26」の魅力を非常に的確に表しているコメントなのではないだろうか。
Text by Fumihito Kouzu











