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あらゆるトレーニングに対応!ニューバランス「AC RUNNER」の可能性

2026.09.08
ニューバランスから登場したニューモデル「AC RUNNER(AC ランナー)」は、アスリートが日々行うさまざまなトレーニングに対応するパフォーマンスシューズだ。ジムでのワークアウト、ランニングやドリル、コンディショニングから移動まで。あらゆるシーンを支えるために開発された「AC ランナー」にはどのようなテクノロジーが採用されているのだろうか。
 モデル名にあるACとはAthlethe Collection(アスリート コレクション)の頭文字をとったもので、今後シリーズ化される予定されているという。今作「AC ランナー」は、ランニングやジムでのワークアウト、クロストレーニングで活用することを想定して開発されたモデルだ。
アスリートのためのトレーニングシューズとして開発された
「アスリートはバスケットボールではバスケットボールシューズを、野球やサッカーではスパイクを競技中、練習中に履いていますが、コート外、ピッチ外で行うトレーニングではまた別のシューズが必要になります。AC ランナーは、アスリートが競技のために行う補強トレーニングを支えるハイパフォーマンスシューズなのです」と、株式会社ニューバランスジャパン ランニングフットウエア担当の間宮葵さん。
ニューバランス「AC ランナー」19,800円(税込)

さまざまな動きに対応するハイパフォーマンスモデル

運動部経験者なら、想像しやすいかもしれない。アスリートが競技専用シューズ以外を履いて行うトレーニングの際に着用するために「AC ランナー」は開発されたのだ。アメリカでは高校や大学に当たり前のようにトレーニングジムがあり、そこにはトレーナーが常駐している。そのような環境では、より「AC ランナー」のような汎用的なパフォーマンスシューズに需要があるというわけだ。
 補強トレーニングの内容は、競技によっても異なり、その種目は多岐にわたる。それゆえ「AC ランナー」は、ランニングのような前方への動きだけではなく、前後左右、斜めとあらゆる動きに対応できるように設計されている。
 「AC ランナーはソールユニットが非常に特徴的です。ミッドソールは2層に分かれていて、プラス両サイドに補強パーツが備わってます。ミッドソールの中心部にはクッション性に優れたフレッシュフォーム エックスを採用しています。
足を囲むように配置されている部分も同素材ではあるのですが、こちらは少し硬度が高くなっています。この2層構造によって、高いクッション性と反発性に加えて、安定性を確保しています。
 また2層構造と言っても上下に分かれているわけではないので、ライド感はとてもソフトです。さらに、両サイドにStability Rails(スタビリティ レール)と名付けられたパーツを配置することで横方向への過度な動きを抑制し、さまざまな動きに対して安定感、安心感が得られるようになっています。
スタビリティ レールに関してもただサイドから固めているわけではなく、Data to Designのコンセプトのもとでデザインされており、屈曲性や軽量性をしっかりと確保しています」
踵部のサイドから見える白い部分が柔らかいフレッシュフォーム エックス。足を囲うグレーの部分は硬度の高いフレッシュフォーム エックス。そしてブラックの部分がスタビリティ レールだ

アッパー、アウトソールもトレーニング仕様

前だけでなく横方向、斜め方向への動きにも対応する「AC ランナー」だが、当然アウトソールやアッパーの仕様も一般的なランニングシューズとは異なる。
 「アウトソールにはグリップ力、耐久性に優れたクリアラバーを採用しています。粘り気のあるラバーと、前後左右斜めの動きに対応するアウトソールパーターンがしっかりと地面を捉え、あらゆる角度の接地に対応します。
 アッパーには、足あたりがソフトで通気性も確保しながら耐久性にも優れたダブルメッシュを採用。サポート性と柔軟性のバランスもよく、さまざまな動作を快適に行うことができます」
アウトソールにはクリアラバーを採用
実際に「AC ランナー」に足を入れてみたが、グリップ力の高さ、左右の動きに対してのブレなさを感じることができた。もちろん、ランニングも快適に行えるシューズなので、幅広いシーンで活躍してくれるはずだ。
 トレッドミル、マシントレーニング、スタジオトレーニングまでを一足で快適に行えるので、ジムでのワークアウトに使用するのには最適なシューズと言えるだろう。
近年はHYROX(ハイロックス)、ATHX(アスエックス)といった、有酸素運動と筋力トレーニングの要素を組み合わせたハイブリッドフィットネス大会が世界的なトレンドとなっているが、「AC ランナー」がそれらにフィットするシューズなのはまず間違いない。
さまざまなトレーニングに対応する機能を備えたシューズ

積極的にタウンユースしたくなるデザイン

そして、日常使いに適したデザインも「AC ランナー」の魅力だ。昨今、スニーカーシーンではViz Tech(ビズテック)がトレンドの一要素となっている。クッショニングや安定性などを支えるためのテクノロジーを視覚的に確認できるデザインが注目されており、ニューバランスであれば「ABZORB 2000(アブゾーブ 2000)」「ABZORB 2010」といったモデルがヒットしている。
「AC ランナー」のデザインには、そんなViz Techのエッセンスが落とし込まれており、すでにスニーカーファンからも熱視線を浴びている。
Viz Techのエッセンスが用いられたデザイン
アメリカではこの春に、数量限定で先行リリースされているのだが、ファッションメディアやスニーカーメディアにもピックアップされている。最先端のテクノロジーが採用された機能美が注目されているというわけだ。今後は日本でも、パフォーマンスシーン、ライフスタイルシーンの両方で支持されるシューズになっていくのではないだろうか。

PROFILE

間宮 葵(まみや あおい)

株式会社ニューバランスジャパン フットウエア企画部でランニングカテゴリーを担当。高校まで陸上部に所属して1500mを中心に競技をしていた。社会人から再び走り始め、フルマラソンのPBは3:03:55。 街ラン~トレイルまで幅広く楽しんでいる。

Text by Fumihito Kouzu

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