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ユニクロ Uの定番Tシャツ3種を徹底比較! 素材・機能・サイズ感まで完全ガイド

2025.05.22
Tシャツの季節がやってきた。
数ある選択肢の中から、真っ先にチェックしたいのは、やはり「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」だろう。
アーティスティック・ディレクター、クリストフ・ルメール氏の美意識とパリのR&Dセンターのインテリジェンス、そしてユニクロのテクノロジーが融合したコレクションには、毎年、目の肥えたファッションフリークを唸らせるTシャツが揃う。
「目移りしてどれを買えばいいかわからない……」。そんな人たちのために、ブランドを代表する3つの定番Tシャツを比較してみた。

ユニクロの夏を代表する機能性素材・エアリズムを使った人気モデル

「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」1,990円(税込)
Tシャツに求める第一条件。それは「気持ちいい」ということ。
ならば、エアリズムが使われた「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」は外せない。
ユニクロが東レと共同開発したエアリズムは、人の髪のわずか12分の1ほどという極細ポリエステル繊維で織り上げられた素材だ。
人が服を着ると、肌と服の間に温度、湿度、空気の流れという3つの要素から成り立つ衣服内環境が生まれる。この衣服内環境の乱れによって発生するムレや暑さといった不快なファクターを、全方位的に解消するのがこの素材の機能だ。
現行品は吸汗速乾性、消臭、抗菌防臭、吸湿・放湿、肌面平滑性、接触冷感、ストレッチ性という7つの機能をあわせ持つ。
さらにこのTシャツは、表がコットンで、裏面がポリエステルになったダブルフェイス構造になっている。肌に触れる内側はエアリズムでありながら、表側はコットンになっているため、街着としても着用しやすい。
また、素材の中糸にストレッチ糸を使用することで適度なハリ感が生まれ、オーバーサイズでもシルエットを保つことができるという利点もある。
寸法は身丈72cm、肩幅54cm、身幅58.5.cm、裄丈55cm(Lサイズの場合)と、シルエットはモデル名通りのオーバーサイズだ。
ただ、ゆったりとした身幅に合わせて肩がドロップショルダーに、かつ袖が5分丈に設計されたことで全体のバランスが調整されている。そのため、オーバーサイズでありながら、立ち姿はすっきり見えるのだ。
着用すると、袖がストンと真っすぐに落ちるのが印象的。これはドロップショルダーに連動して袖山が若干低くなるよう設計されているからだという。
ネックは一般的なクルーネックTシャツとは異なるつけ襟の仕様に。やや高めに設計されたネックのフロントと相まって、キレイめな印象が強まっている。
とりどりのカラーバリエーションから、好みの色を選ぶのもこのモデルの楽しみのひとつ。
トレンドや着回しやすさなど、検証を重ねて構成されるファーストのカラーサンプルは15色ほど。そこからさらに展開の調和を考えて厳選され、最終的に全10色のカラーパレットにまとめられる。
ひとつの色をつくり出すためにも、ニュアンスの異なる4種を試作し、もっとも美しいトーンを採用する、というこだわりようだ。

スポーツシーンからデイリーユースまで、幅広く使える万能Tシャツ

「ドライEXクルーネックTシャツ」1,990円(税込)
次に紹介するのは、「ドライEXクルーネックTシャツ」だ。
近年、世界規模で進行する温暖化に対応するために、ユニクロは吸水速乾機能を持つドライEXを活用した、デイリー使いできるこのTシャツを開発した。
ドライEXという素材についておさらいしておこう。
この素材は、ユニクロとそのブランドアンバサダーを務めるトップアスリートが共同開発した夏向けの機能素材だ。
競技中に不快を感じる原因が汗による肌への生地のはりつきにあることを突き止めたユニクロは、汗をすばやく吸収して拡散させる“吸収拡散スピード”を追求した素材を開発した。
完成したドライEXは、吸水性と拡散性の高いポリエステル糸で編まれたもので、瞬時に汗を吸い上げ、その水分を生地全体へと広げることで速乾性を発揮する。
汗をかいてもサラサラ感が持続するのに加え、接触冷感機能や抗菌防臭機能など、夏にうれしい機能もそなわっている。
ただ従来のドライEXは光沢が強く、着用シーンが限られるという欠点があった。
そこで新たに糸を開発。その糸で編まれたドライEXは光沢が控えめで、かつコットンライクな肌触りによって、より日常使いしやすい素材となった。
ドライEXはスポーツ向けの素材だが、このモデルはあくまで「デイリーユースしやすいTシャツ」がコンセプトだ。
寸法は身丈70cm、肩幅51cm、身幅56.5cm、裄丈52cm(Lサイズの場合)と、「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」よりはコンパクトではあるものの、肩幅や袖丈の幅は若干大きめに設計されている。
脇に縫い目のない丸胴仕様と相まって、リラックス感のあるフィットに仕上がっている。
袖下にはメッシュを用いて通気性が高められているものの、スポーティーなイメージが強くなり過ぎないよう小さめのパーツが使われている。
裾や袖口はステッチではなく、編みで仕上げられているのもポイント。
肌当たりがソフトになるだけでなく、ステッチが見えない分、上品なイメージが強まるという視覚効果も期待できる。
今シーズンのカラーバリエーションは5色。カラーパレットにはベーシックなカラーに鮮やかなカラーも加えられている。

コットン100%の天竺素材ならではの味のある風合い

「クルーネックTシャツ」1,500円(税込)
「Tシャツの王道といえば、コットン100%」という人も少なくないだろう。そんな人には、「クルーネックTシャツ」がぴったりだ。
「世界一のクラシックTシャツ」を目指したTシャツは、ヴィンテージのミリタリーTシャツをイメージしたネックラインが特徴。
バインディング仕様のワイドなネックには、デザインのアクセント効果に加え、伸びにくいというメリットもある。
ボディにはアメリカ製のTシャツを思わせるコットン100%の天竺素材を採用。
太番手の糸で編まれたヘビーウェイトなボディは、サラッとしたドライタッチが心地いい。ナチュラルな風合いと、洗濯を繰り返しても型崩れがしにくい丈夫さが持ち味だ。
寸法は身丈72cm、肩幅48cm、身幅56cm、裄丈47cm(Lサイズ)と、「ドライEXクルーネックTシャツ」と比べても、全体的にコンパクトな印象。ただ、各部に若干のゆとりが設けられているため、窮屈さは感じない。
2018年以来、一度も仕様が変更されていないという事実が高い完成度を物語る。
毎シーズン、カラーバリエーションが充実し、今シーズンは全9色が展開される。経年変化によって味わいを増していく色みもコットンならでは。

多様化する現代のライフスタイルにフィットするTシャツラインナップ

クリストフ・ルメール氏が、デイリーユースしやすいデザインと色を考え、時代の空気を吹き込んだユニクロ UのTシャツは個性派揃い。
「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」は、“最高に気持ちいいTシャツ”。
「ドライEXクルーネックTシャツ」は、“もっとも快適な日常着”。
「クルーネックTシャツ」は、“世界一のクラシックTシャツ”。
共通するのは、着心地が快適で、Tシャツ一枚でもお洒落に見えること。ユニクロのTシャツは、夏の最強のLifeWearなのだ。

Text by Ryota Osujo

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