コーセーコスメポート株式会社が展開するスキンケアブランド「
クリアターン」。高品質な美容液とフィット感のあるシートを強みとする同ブランドのシートマスクは、1997年に誕生して以来、確固たる製品力で人気を集めてきた。
「これまでシートマスクになじみのなかった世代の方にも手に取ってもらいたい」という想いを込め、2021年に
イラストレーターコラボシリーズの展開を開始。これがSNSでも話題を呼び、Z世代を中心により幅広い層から支持されるようになっている。
今回はクリアターンで商品の企画開発を担当する長坂さんと、ブランド戦略を担当する笠間さんに、イラストレーターコラボシリーズを展開した背景や、製品へのこだわりについて話を伺った。
PROFILE|プロフィール

長坂 有花(ながさか ゆか)
コーセーコスメポート株式会社 商品開発部 第二商品開発グループ
PROFILE|プロフィール

笠間 達哉(かさま たつや)
コーセーコスメポート株式会社 ブランド事業部 企画一課
シートマスクをより身近な存在へ
クリアターンは、ブランドが誕生して以来、25年以上さまざまな肌の悩みに寄り添ってきた。特にシートマスクは有名で、“クリアターン=シートマスク”をイメージする人も多いだろう。これまでは超濃厚保湿や乾燥小じわ対策など、機能面でアプローチする製品を多く展開していたこともあり、ユーザーは40代以上の方が中心だったという。そんな中、「イラストレーターコラボシリーズ」はどのように生まれたのだろうか。まずは商品の企画開発に携わった長坂さんに誕生の背景を聞いた。