「眉毛を描くのが難しい!」と頭を抱えている人は多いだろう。筆者は美容に携わる一人として、街中で人々のメイクに着目しているが、かつて流行った細眉や平行眉からアップデートしていない人が少なくない。
目以上に表情を生み出す眉が昔のままでは、全体的な印象も垢抜けなくなってしまうだろう。今回はアイブロウのプロフェッショナルであり、眉癖改善技術・ハリウッドブロウリフト創設者である福井仁美さんを取材。日本のアイブロウ事情や"顔の印象の8割を決める"という眉毛の重要性について詳しく聞いた。
PROFILE|プロフィール

福井 仁美(ふくい ひとみ)
株式会社 JULIA IVY 代表取締役社長 / ハリウッドブロウリフト創設者 / TROIAREUKE JAPAN 代表
早稲田大学卒業後、メディア業界でキャリアをスタート。情報番組「王様のブランチ」で約9年間リポーターを務めたあと、ビジネス番組「賢者の選択」の司会として5年間活躍。メディアとビジネスの両軸で経験を積み、美容業界において経営・ブランド開発・教育事業を展開する実業家へと転身。エステサロンを15店舗経営し、美容業界のコンサルティングやプロフェッショナル向けの教育事業も推進している
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福井さんは、2020年に眉癖改善技術「ハリウッドブロウリフト(HBL)」をゼロから開発し、一般社団法人ジャパンアイブロウ協会(JEBA) 理事長として、『ブロウアーティスト』という新たな職業の確立を牽引。2025年1月には、ハリウッドブロウリフトの施術の知見を生かし、業界初の眉専門コスメブランド「
HBL BEAUTY」をローンチした。
福井さんが生み出したハリウッドブロウリフトとは、どのような眉施術なのか。
「ハリウッドブロウリフトは、私がアメリカに滞在した際に出会ったブロウラミネーションという眉毛パーマに魅了され、新たに日本で一から作った眉の毛流れを整える施術です。アメリカでは約10年前から流行していて、眉の毛流れを上向きにするのがおしゃれだとされています。それを目の当たりにし、表情がとても自信に満ち溢れていて輝いていると感じました。