建築界の最高栄誉とされるプリツカー賞を受賞したアルヴァロ・シザ氏、ラファエル・モネオ氏、ソウト・モウラ氏、そして安藤忠雄氏の4名が参加し、それぞれの哲学を腕時計のデザインに投影したコレクションだ。
建築言語を翻訳する試み「Architects of Time」
「Architects of Time」は、約100年の歴史を持つスイスの腕時計ブランドCAUNYが2022年に始動させたプロジェクトである。その核となるコンセプトは、現代を代表する建築家たちがフリーハンドのデッサンから腕時計を創り上げるというものだ。
建築という壮大なスケールで空間を構築してきた巨匠たちが、手首に収まるミクロな世界で「時間」という概念をどのように表現するのか。
2025年、世界的に知られる建築家の安藤忠雄氏が参加したことを機に、この知的な試みが日本で本格的に展開される。
本プロジェクトには、いずれもプリツカー賞の受賞歴を持つ4人の建築家が参加した。