同社は、1994年から傘の開発と卸しを行っており、社名を冠した
because(ビコーズ)というブランドを展開。女性向けにファッショナブルな傘を販売していた。そのなかで、2020年にサステナブルをコンセプトにした新ブランド「U-DAY」を立ち上げることになった。
そのきっかけについて馬場さんは、「会社として、今の時代に合った新しい価値を提供するブランドを作りたいという思いがありました。長年にわたり傘を作り続けてきましたが、突然の豪雨や猛暑等の異常気象が多いなか、天候に深く関わる企業として新しいアプローチ=サステナブルかつ機能的、ユニセックスでシェアできるものづくりを考えました」と話す。
主力商品はリサイクルペットボトルを傘生地に利用した「
RE:PET(リペット)」シリーズだ。展示会や市場での反響が大きく、同社はサステナブルな商品のニーズの高さを感じることができたという。