傘をはじめとするレイングッズ を手がける
株式会社ビコーズが、自社のサステナブルブランド
U-DAY(ユーデイ)より、サトウキビとペットボトルを再資源化して作られた傘「ECO-CLEAR(エコクリア)」を2月から販売開始した。
サトウキビ由来のバイオマスビニールを使用した透明部分と、リサイクルペットボトル生地を用いたリムカラー部分のコントラストが美しい製品となっている。
そこで今回、同社の営業担当である馬場貴大さんに、新アイテムの「ECO-CLEAR」を開発した経緯や、今後の展望について伺った。
同社は、1994年から傘の開発と卸しを行っており、社名を冠した
because(ビコーズ)というブランドを展開。女性向けにファッショナブルな傘を販売していた。そのなかで、2020年にサステナブルをコンセプトにした新ブランド「U-DAY」を立ち上げることになった。
そのきっかけについて馬場さんは、「会社として、今の時代に合った新しい価値を提供するブランドを作りたいという思いがありました。長年にわたり傘を作り続けてきましたが、突然の豪雨や猛暑等の異常気象が多いなか、天候に深く関わる企業として新しいアプローチ=サステナブルかつ機能的、ユニセックスでシェアできるものづくりを考えました」と話す。