ファッションや雑貨など自社企画商品を中心に、カタログやウェブなどの独自メディアで生活者に販売する株式会社フェリシモ。同社では創業期より56年培ってきたノウハウやシステムを活かし、新たに開始したサブスクリプション事業に関するコンサルテーション及びオペレーション支援事業「EIZOKU」が注目を集めている。今回は同事業について、株式会社フェリシモ 新事業開発本部 本部長の小池さんに話を聞いていく。
蓄積されたノウハウから新たな柱を創出
「EIZOKU」とは、サブスクリプションサービス(以下、サブスク)の立ち上げ支援として戦略立案、コンセプトメイキング、商品開発、市場創造、顧客とのコミュニケーションシステム設計、ITシステム開発、物流システムなどの業務遂行ノウハウや独自開発システムを活用しクライアント企業の事業の発展をサポートする事業のこと。主に「コンサルテーション事業」「人材育成事業」「システム導入事業」「オペレーション支援事業」の4つの事業からなり、ビジネスの永続性を支援するサービスという観点から、クライアント企業に求められる機能を提供する。コンサルテーション事業では事業変革やサブスクリプション事業創造や強化に関するコンサルテーションを行い、人材育成事業では事業推進人材や企画人材育成、システム導入事業では事業のサブスク化に最適なシステムの開発や導入をサポートしている。オペレーション支援事 業ではECサイトの運用や物流支援なども行う予定だ。