昭和の令嬢たちが着用した衣服を扱う昭和ビンテージ洋品店 スミックス。後世に職人の技術と持ち主の思いを伝えるという考えのもと、商品の販売だけでなくテレビドラマなどの衣装協力も行っている。 これまでリアルイベントを中心に活動を行っていたが、コロナ禍の影響を受けてバーチャルショッピングを可能にした「昭和ビンテージ洋品店 異次元店」をオープンした。昭和の魅力を伝えるために、DX化に際してどのような課題や工夫があったのか。今回、ダブルエスワールド代表の大西さんにお話を伺った。 バーチャル店舗「昭和ビンテージ洋品店 異次元店」
昭和ビンテージ洋品店 スミックスは、昭和20年代から40年代に当時の令嬢たちが着用した洋服を紹介するお店である。彼女たちが着用していた昭和ビンテージ®︎は、当時の職人が技術を余すことなく込めた国産の高級仕立服(オートクチュール)であり、ひとつ ひとつに物語がある。元の持ち主が大切にしてきた想いを受け継ぎ、当時の日本の高度な職人技術を芸術作品として取り扱い、次の担い手に繋ぐ役目を担うという目的があるそうだ。その昭和ビンテージ洋品店 スミックスが、今回バーチャル空間に出店をした。それが「昭和ビンテージ洋品店 異次元店」である。最新の3D技術を用いることで、あらゆる角度から忠実に再現した質感や手触りを楽しめるバーチャルショッピングが可能となっている。
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