家庭用洗剤は日々改良が重ねられている。粉末洗剤や液体洗剤だけでなく、最近ではジェルボールという第3の洗剤も登場し、選択の幅が広がった。消臭や抗菌機能に加え、色落ち防止などそれぞれに特徴があるため、各々のニーズにあった洗剤を選ぶことができる。
そこに新たな選択肢を加えてみてはどうだろうか。1950年に北海道の中標津町で創業したクリーニング店を母体とするとみおかクリーニングが、家庭用の粉末洗濯洗剤を販売している。洗濯のプロが販売する洗剤となれば、その魅力は気になるところだ。しかも、かわいらしいミルク缶に入っているというキャッチーな見た目も話題を呼び、SNS上で人気を博している。 今回、クリーニング店だからこそ強いこだわりが詰まった粉末洗濯洗剤について、同ブランドを運営している株式会社ハッピーツリー商品本部・マーケティンググループの小石川良美さんにお話を伺った。
PROFILE|プロフィール
小石川 良美(こいしかわ よしみ)
2009年入社。ECサイト店長を経て、現在ブランドマネージャーとして、とみおかクリーニングブランドの商品開発企画に携わり、また直営店・小売り向けのチーフバイヤーを務める。
「世界一かわいいクリーニング店」
クリーニング店と聞いて、どんなイメージを持つだろうか。受付カウンターがあって、奥にはクリーニング済みの衣類がハンガーに掛かっている。店舗によっては、業務用の洗濯機が稼働する音が鳴り響いているといったところだろうか。