ファッションに対する価値観は近年で大きな変化を迎えている。消費者の購入単価は減少傾向にあり、コストを抑えファッションを楽しむ人が年々増加している。
低コストファッションが楽しまれる一方で、製造された商品の約半分が売れ残り、環境を汚染する産業として深刻化している面もある。そんな状況のなか、余剰在庫を抱え悩む企業と洋服を定価より安く購入したいと考える消費者を繋げるサービスが生まれた。株式会社Use upが提供する在庫販売専用プラットフォームだ。今回は同サービスについて、代表の二宮直輝さんに話を伺っていく。 アパレルDX化の課題
「Use up」はアパレル商材の余剰在庫を専門に売買できるアプリケーション/サービスサイトだ。在庫商品を抱え、消化を考える企業がプラットフォーム上で商品の掲載を行い、利用者は気に入った商品があれば そのまま購入することが可能。扱う商品はすべて新品・未使用のみで、製造過多や売れ残ってしまった商品を再び市場に出し衣服の廃棄ロスを削減することを目的としている。このように課題を抱える企業と消費者の消費行動を同サービスでマッチングさせ、地球にも優しく、さらなる業界の発展に繋げていく。この記事は会員限定です。
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