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2022.09.28
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Project Ars
「Ambient Weaving」は来場者からどのように評価されたのか ? アルスエレクトロニカ2022の現地レポート
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芸術、先端技術、文化の祭典でメディアアートのイベントとしては世界最大級の規模を誇るアルスエレクトロニカ 2022のSTARTS(Innovation at the Nexus of Science, Technology, and the ARTS)部門にて、株式会社ZOZO NEXTが東京大学筧康明研究室、株式会社 細尾とともに共同開発した「Ambient Weaving」が
Honorary Mention(栄誉賞)
を受賞。
9月7〜11日にウィーン、グラーツに次ぐオーストリア第3の都市であるリンツで開催されたアルスエレクトロニカ2022で、「Ambient Weaving」はどのように展示され、来場者たちからどのように評価されたのか。その模様をレポートする。
ウィーンから西に約150km、ドナウ川沿いにあるリンツは、人口約20万人の都市。現代芸術の振興に力を注いでおり、2009年には欧州文化都市に、2014年にはユネスコの創造都市に指定されている。
リンツの中心にあるハウプトプラッツ(広場)
3年ぶりの大規模開催。日本からも多くの来場者が
1979年に
インターナショナル・ブルックナー・フェスティバルの一環として始まったアルスエレクトロニカは、1986年から独立したイベントとして開催されるようになった。1996年には美術館・博物館としての機能を持つアルスエレクトロニカセンター、研究機関の アルスエレクトロニカフューチャーラボが作られ、規模が拡大。コロナ禍の影響により、過去2年間はオンライン中心の開催となっていたが、今年は3年ぶりにオンサイトでの大規模開催となった。
今回のメイン会場はヨハネス・ケプラー大学。コロナ禍前に使用していた場所の老朽化などが理由で、メイン会場が変更となった。ヨハネス・ケプラー大学以外にもリンツ市内にあるアルスエレクトロニカセンター、レントス美術館などでも展示が行われた。