走行効率を追求して設計されたアシックスのENERGY SAVING SERIES(エナジーセービングシリーズ)。シリーズ最軽量モデルの「EVORIDE(エボライド)」が、前作よりもスピードが出しやすい設計になったという。
足首の角度変化を抑え、より効率的に足を前に運ぶENERGY SAVING SERIES特有のガイドソールテクノロジーとはどんなもので、一般的なシューズとは何が違うのか。そして、走行効率の追求とスピードを両立した「
エボライド スピード」は前作からどのようなアップデートが施されたのだろうか。
アシックスのENERGY SAVING SERIESが初めて世に登場したのは2019年の春。ファーストモデルとして登場したのは「METARIDE(メタライド)」というシューズ。走るとはどういうことなのか、効率的に走るとはどういうことなのかというテーマを長年研究してきたアシックスが、 エネルギー消費の軽減にフォーカスし、走行効率を追求して開発されたものだ。
独自のガイドソールテクノロジー(カーブしたソール形状)によって、足関節の過度な動きを抑え、エネルギーの消費を軽減。「メタライド」に採用された効率的に足を前に運ぶための基本設計は、同じENERGY SAVING SERIESの「GLIDERIDE(グライドライド)」や「エボライド」にも踏襲されている。