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2025.08.27

「ウールの常識、ここに覆る」ファクトリエが惚れ込んだ奇跡の新素材 “NIKKE AXIO®” とは?

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アパレル製品における国産比率が1%台にまで落ち込む現代の日本。多くの工場がその技術を継承できずに姿を消していくなか、「語れるもので、日々を豊かに」を理念に掲げ、日本のものづくりと消費者を直接結びつける挑戦を続けるブランドがある。2012年に誕生した「ファクトリエ」だ。
そんなファクトリエが「素材の常識を覆す」とまで評し、自社の製品に採用したのが、株式会社ニッケテキスタイルが生み出した超高機能ウール糸「NIKKE AXIO®(ニッケ アクシオ)」である。この特別な素材で作られた「NIKKE AXIO® Premium ドレープTシャツ」は、質を求める層から絶大な支持を集めている。
なぜファクトリエはこのウール糸に惚れ込んだのか。そしてこの一枚のTシャツに、どのような日本のものづくりの神髄が込められているのか。その秘密に迫るべく、同社の小林正樹さんにお話を伺った。
PROFILE|プロフィール
小林 正樹(こばやし まさき)
小林 正樹(こばやし まさき)

ファクトリエ/ライフスタイルアクセント株式会社

コンテンツ兼広報担当

1982年大阪府生まれ。大学卒業後、PRパーソン養成スクール「EFAP JAPON」にて広報全般を2年間学んだ後、PR会社2社で広報の経験を積む。PR会社に勤めながら、2012年、メイド・イン・ジャパン専門の工場直結ファッションブランド「ファクトリエ」の創業メンバーとして、2年半ボランティアで務め、その後社員第1号として入社。広報に限らず、コンテンツ作成、出張ファクトリエ(講演活動)、工場ツアー、カスタマーサポート、接客、発送業務、熊本本店店長などあらゆる業務を担当。現在は、コンテンツ兼広報担当として、工場への取材やコンテンツ・メルマガ作成、広報、そして洋服の商品開発にも携わりながら、日本のものづくりの豊かさを発信している。

日本のものづくりが消える? シェア1%台の現実

メイド・イン・�ジャパンならではの縫製や素材の質の高さ。
メイド・イン・ジャパンならではの縫製や素材の質の高さ。
ファクトリエが創業した2012年当時、すでに日本国内におけるアパレル品の国産比率は極めて低い水準にあった。
「かつては、国内生産が50%を超えていた時代もありましたが、安価な海外製品の流入により、その数字は1%ほどにまで減少しています。国内の優れた技術を持つ縫製工場が、その価値を正当に評価されずに廃業へと追い込まれていく状況を目の当たりにしてきました」
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