カーボンプレートを搭載した厚底のランニングシューズが登場し、マラソンのさまざまな記録が打ち立てられていく中、2020年に世界陸連がシューズに関するルールを策定。以降は基本的にそのルールに則ったシューズの開発競争が行われてきたが、ニューバランスからルールブレーカーが登場した。
ロード用のランニングシューズ(トラック用のルールとは異なる)には、ソールの厚さは40mm以下、プレートの搭載は1枚までといった規制が設けられている。しかし、今年6月に発表されたニューバランスの「FuelCell SuperComp TRAINER(フューエルセル スーパーコンプ トレーナー)」のソールは40mmオーバー。つまりエリート選手競技用シューズのルールに従っていないということになる。ルールを無視し、速さを追求することで生まれたランニングシューズには、どんなテクノロジーが詰まっているのだろうか。ニューバランス ランニング担当の間宮葵さんに話を聞いた。
間宮さんによれば「トレーニングやレースにおける自分の壁、記録の壁、常識を超えていく」ことを目的とし、ルールの制限を超えてスピードを追求して誕生したのが「フューエルセル スーパーコンプ トレーナー」なのだという。
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