この夏、そんな不動の定番に、開発に5年をかけたというEVA素材の新モデル「
EVAPT202」が加わった。
革のサンダルにこだわり続けてきたアイランドスリッパが、なぜここにきてEVAに着目したのか? 日本の総代理店である
株式会社ジー・エム・ティー プレスの三浦由貴さんにお話をうかがった。
PROFILE|プロフィール
三浦 由貴(みうら ゆうき)
株式会社ジー・エム・ティー プレス
セレクトショップでバイヤーを経験後、海外のハイエンドな靴の輸入・販売を手がけるジー・エム・ティーに入社。アイランドスリッパをはじめ、同社が手がけるブランドのプレスとして多忙な日々を送る。
80年近いブランドの歴史の中で、EVAモデルは初
PT(B)202は、アイランドスリッパの代表作のひとつであるトングタイプのサンダルだ。
オリジナルの「PB202」ストラップとインソールがフルグレインレザー(皮革の最上層から採取したレザー)やスエードでできているのが特徴で、足裏に吸い付くような履き心地と、レザーならではの経年変化を楽しめる。
そんななか、今シーズン登場したのは、ブランドの歴史上初となる“オールEVA製”だ。
「誕生したのは日本のユーザーの声がきっかけです。PT(B)202はレザー製ということもあって、履き心地は若干重くなりますし、水場では使いにくいというデメリットがありました。