米国オレゴン州ポートランド発のアウトドア・フットウエアブランド「
KEEN(キーン)」が、これまで開発してきたハイキング用シューズのノウハウを活かし、トレイルでのスピードと機動性を追求した新しいコレクション「
ZIONIC(ザイオニック)」をスタートさせた。
これまでも『キーン』のシューズを山歩きで愛用して、現在は2足目を履いている筆者は「ザイオニック」を見た瞬間「あっ!ガラッと変わった」と思った。そこで
キーン・ジャパン合同会社を訪れ、マーチャンダイザーの中込敦志さんに新コレクションの特徴を尋ねた。
足に密着するようなフィット感と、素早い動きにも対応するサポート性が魅力!
「キーン」のハイキング用シューズに共通する大きな特徴がある。それは幅広の木型を使用し、つま先にゆとりを持たせた「トゥボックス構造」だ。シューズの中で足指を使いやすいので安定した歩行ができて、愛用している身としてはストレスが少なく疲れにくいように思える。
「創業の頃から『キーン』のいわゆるハイキングシューズ、トレッキングシューズすべてに言えることが、足指の動かしやすさで す。もっと言えば元祖のサンダル『NEWPORT(ニューポート)』がすでに指をしっかり動かせるスペースのある、つま先を守れるアイテムでした。弊社のハイキングシューズ、トレッキングシューズは全部そこから進化してきました」