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2024.10.11

アウトドアにも旅行にも普段使いにも! 「マックパック」の折り畳めるバックパック

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折り畳んで持ち運べる「パッカブル」のバッグは便利だ。登山ならテントや小屋に荷物を残して、必要なものだけ担いで登頂するアタックザックに。旅行中、キャリーバッグなどに忍ばせておいて、身軽に行動したいとき広げて使うのもいい。もちろん、普段使いのバッグにしてもよいのだが、ある程度しっかりして身体の負担が軽減される製品だとさらによい。
ニュージーランドのアウトドアブランド「マックパック(macpac)」の「ライトウェイトウェカ(Light Weight Weka)」は、あらゆる点において条件にかなう逸品といえる。さりげなく機能性も高い。そこで株式会社ゴールドウインを訪ね、ディストリビューションブランド事業部アウトドアブランド事業グループの増井琢也さんに話を聞いた。

容量20Lで360g、広げて背負えば肩と背中は柔らかいフォームとメッシュで快適

ライトウェイトウェカ 14,300円(税込) カラーは写真のタソックの他、ブラック、ロジン(グリーン系)の3タイプ 容量20L 重量360g トップリッド(雨蓋)に本体を折り畳んで収納できるパッカブル仕様
ライトウェイトウェカ 14,300円(税込) カラーは写真のタソックの他、ブラック、ロジン(グリーン系)の3タイプ 容量20L 重量360g トップリッド(雨蓋)に本体を折り畳んで収納できるパッカブル仕様
折り畳んだ状態の「ライトウェイトウェカ」
折り畳んだ状態の「ライトウェイトウェカ」
「コンパクトに収納できるアタックザックですが、丈夫で長持ちする『マックパック』独自の素材『アズテック・エコ』を用いているので、旅行中のサブバッグや普段使いのメインバッグとしても、なじみやすい風合いを持つバッグになっています」
一見、帆布のように思える質感だが、「アズテック・エコ」は機能素材だ。手に持つと帆布に比べて軽く、生地の感触が優しい。背負ってみると快適に感じるのは、ショルダーハーネスと背面パッドが柔らかいフォーム入りで、通気性のいいメッシュ使いになっているからだろう。
「パッカブルの製品は、軽量性を追求すると快適性が損なわれがちですが、この『ライトウェイトウェカ』はバランスよく軽量性と快適性を両立させたので使い勝手がよく、アウトドアにも旅行にも、もちろん普段使いにも活用できる汎用性の高いバックパックです」
身体に接するショルダーハーネスの内側と背面のパッドには、適度な柔らかさと通気性を持たせてある
身体に接するショルダーハーネスの内側と背面のパッドには、適度な柔らかさと通気性を持たせてある

自然な風合いと高い機能を併せ持つ独自素材「アズテック・エコ」の真価とは?

 「摩擦に強いコットンと、腐食に強いポリエステルの混紡糸を織り合わせたオリジナルの生地素材が『アズテック』です。専用の織機で高密度にしっかり織り上げた後、防水液を浸透させることで耐久性・耐水性を高めていますが、『アズテック』よりも環境負荷が少ないオーガニックコットンを混紡に採用したのが『アズテック・エコ』です。
『ライトウェイトウェカ』の生地がこの『アズテック・エコ』で、より軽量性と柔軟性を高めた仕様になっています。参考までに、『アズテック』の生地が1m2あたり12oz(340g)であるのに対し、『アズテック・エコ』は8oz(227g)です。どちらもPUコーティングを施していない生地のため、加水分解による経年劣化の心配が少なく、耐久性と耐水性の低下を抑えることができます」
クラシカルな見た目から想像するより機能性の高い生地素材を、切り替えなしで使用しているシンプルな1本締めバックパックは、飽きることなく長く使える。シンプルであるがゆえに、たとえ一部が破損しても、その箇所を修理すれば数十年にわたって使い続けることが可能だという。
「サステナビリティは、長く使い続けることができる高品質な製品から始まると信じています。『マックパック』製品の修理に関しましては、弊社オンラインウェブストアより申し込みが可能です」
��トップリッド(雨蓋)のファスナーを開けて裏返し、本体を折り畳んでいくと中に収納できる
トップリッド(雨蓋)のファスナーを開けて裏返し、本体を折り畳んでいくと中に収納できる

軽量化のために無駄を省き、シンプルな作りだからこそ丈夫で長持ちする

 
容量20Lは普段使いに最適なサイズだし、アタックザックとして必要十分な装備をパックすれば身体の負担を軽減して頂上を目指せる。旅先で身軽に行動したいときや、土産物などが増えてメインのバッグに収まりきらないとき、サブバッグとして活用するにもちょうどいい。
軽量なアルミ製フックは壊れにくく、経年劣化が少ない
軽量なアルミ製フックは壊れにくく、経年劣化が少ない
「パーツを減らしてシンプルな作りにすることで軽量化を図ることができ、丈夫で長持ちするサステナブルな物作りにつながります。パーツを増やしたり、ポケットを増やしたりすると重量も増えますが、その部分の強度がどうしても下がりやすく、故障の原因になりがちです。パーツ選びにもこだわり、軽量で丈夫で扱いやすいものを採用しています」
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