2017年にカーボンプレートを搭載した厚底のランニングシューズをリリース。ナイキは、トップアスリートは薄底で軽量のシューズを履くという従来の常識を覆し、正真正銘のイノベーションを起こした。 以降、ランニングシーンを牽引し続けているナイキから、新しいレーシングモデル「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト% 4(NIKE ZOOMX VAPORFLY NEXT% 4)」が登場した。
前足部が2mm厚くなりながらも、シリーズ史上最軽量を実現。フライプレートの形状も見直されたという。「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト% 4」(以下ヴェイパーフライ 4)は一体どんなシューズなのだろうか。
ランニングシューズの新時代を切り拓き牽引してきたシューズ
2017年にイタリアのモンツァ・サーキットで開催された「Breaking2(ブレーキング2)」。エリウド・キプチョゲ選手がナイキの厚底シューズとともに、非公認ながら当時の男子マラソンの世界記録を上回る2時間0分25秒をマーク。これを機に、長距離用ランニングシューズは、カーボンプレートを搭載した厚底シューズが主流になっていくのだが、それをリードしてきたのが、初代モデルが2017年7月に発売された「ヴェイパーフライ」である。