年々気温が上昇し、真夏には痛いほどの日差しが降り注ぐ。熱中症対策は今や必須となり、小学生から大人まで日傘をさすようになってきた。ところが、男性が日傘をさすいう習慣は、なかなか広まりを見せなかった。
そこで同社の「Wpc. IZA」ブランドマネージャーである小野さんに狙いや商品の特徴を伺い、シリーズ累計販売数約140万本という人気の秘密を探った。
PROFILE|プロフィール
小野 航(おの わたる)
株式会社ワールドパーティー セールスプロモーション部 部長
大学卒業後、広告業界でコピーライター・クリエイティブディレクターとして広告制作に従事した後、メーカーでの勤務を経てワールドパーティーに入社。
ブランディング・クリエイティブを司る部署を統括し、Wpc. IZAのブランドマネージャーを務める。
持ち歩きが苦にならない軽量設計を実現した「Wpc. IZA」「Wpc. IZA」というネーミングに興味を惹かれるが、小野さんはこの名前に商品のコンセプトがすべて込められていると教えてくれた。
「武士が大きなことを始める際に、『いざ!』と声を発していたことに由来しています。私たちがこのブランドを立ち上げた2021年、男性用の日傘という市場はありませんでした。
弊社は『男性が傘を持ち歩く習慣をつくる』という課題に取り組むため、その気持ちも込めて『Wpc. IZA』という名前を付けました」