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夏はメッシュ、冬は布帛(ふはく)で着回せる収納力抜群な「フォックスファイヤー」のガイドベスト
季節変わりはベストが1着あると便利。とくに、ファスナーで生地を着脱してメッシュにも布帛にもなるタイプは気温の上下に対応しやすい。薄着の季節は、上着なしでもベストのポケットを活用すれば、小物を肩や首などに下げる煩わしさから解放される。
アウトドア専門店に行くと、日常着として活用しやすい「フォックスファイヤー(Foxfire)」のベストが種類豊富に取り揃えられているが、この春夏は超定番モデルをアップデートした新商品「ガイドベスト(Guide Vest)」が注目を集めている。そこで株式会社ティムコを訪ね、アウトドア部企画開発課の松尾尚紀さんに話を聞いた。
アウトドア専門店に行くと、日常着として活用しやすい「フォックスファイヤー(Foxfire)」のベストが種類豊富に取り揃えられているが、この春夏は超定番モデルをアップデートした新商品「ガイドベスト(Guide Vest)」が注目を集めている。そこで株式会社ティムコを訪ね、アウトドア部企画開発課の松尾尚紀さんに話を聞いた。
アウトドアはもちろん街にもなじむ、コットンのような風合いで撥水・速乾・高強度

写真でどこまで生地の質感が伝わるだろか。実際に手に持つと、見た目も肌触りも天然素材のような柔らかさがある。それでいてアウトドアでの使用に適した強度と撥水性、速乾性を備えるトレッキング用のベストなのだ。
「このベストの初代モデルが製品化されたのは1998年です。釣りが好きな私がフィッシング・ベストを作るために入社して、納得のいく釣り用ベストを作った後、トレッキング用ベストとしてデザインしました。その後、背面の生地をファスナーで外してメッシュにできるよう改良しました」
「このベストの初代モデルが製品化されたのは1998年です。釣りが好きな私がフィッシング・ベストを作るために入社して、納得のいく釣り用ベストを作った後、トレッキング用ベストとしてデザインしました。その後、背面の生地をファスナーで外してメッシュにできるよう改良しました」

「ポケットの配置などは大きく変えていません。長年にわたり愛用し、買い替えて着用してくださる方が使いやすいようにということもあります。基本的な作りは踏襲しながら、今回抜本的に見直したのが素材です。耐久性・撥水性・乾きやすさなどは確保しつつ、より自然な風合いの生地に切り替えて新発売しました」
トレッキングの際の使い勝手を考え、融通の利くポケットが表に10個・裏に2個



歩きながら多彩なポケットにアクセスできるのはトレッキング用ベストの利点だ。ストラップ付きのポーチやサコッシュなどと違い、位置が変わらず安定するので行動しやすいのも大きなメリット。


アウトドアでは朝夕、気温が下がりやすい。リュックから防寒着を出して着るほどではないにしても、薄着のままでは心細い。そんなケースに備えてベストを着用しておくと、とくに腹部を冷やさずに済むので山ではベストが重宝する。メッシュで背面の通気性を高めると、山行中のオーバーヒートや汗冷えも起こりにくい。

「釣り用のベストはトレッキング用のベストよりポケットが多く、その一つ一つの用途が概ね決まっているので普段着として汎用性が高いのはトレッキング用ベストですね。用途を限定しない、ややゆとりのあるポケットが適切な位置に配置してあるのでアウトドアで行動中にものを出し入れしやすく、普段の生活にも応用しやすいです」

「フィッシングベストは丈が短くなっています。ウェーダーという、腹まで覆う防水パンツを穿いて水の中に立って釣りをするとき、ベストの裾が水に接しないようにしてあるんです。また、釣り道具をベストの多様なポケットに収納すると重量が数kgになるので、襟などにクッション材を入れて負担の軽減を図っています」
トレッキングの場合は丈が短いと体幹部が冷えがちなので、裾が腰まであるベストが理にかなっている。主な装備はリュックに入れて携行するから、ベストの重量が負担になることも考えにくい。シンプルな作りのトレッキング用ベストが適切だし、普段着にするにも相応しい。
トレッキングの場合は丈が短いと体幹部が冷えがちなので、裾が腰まであるベストが理にかなっている。主な装備はリュックに入れて携行するから、ベストの重量が負担になることも考えにくい。シンプルな作りのトレッキング用ベストが適切だし、普段着にするにも相応しい。
フィールドに合わせたベスト、シーンに合わせたベストを作るのがブランドの理念

「1969年創業のティムコは元々フィッシング用のギアやウエアの輸入販売会社だったんですが、やっぱり日本のフィールドに合うもの、シーンに合うもの、体格に合うものをオリジナルで作らなきゃということで1982年に生まれたブランドが『フォックスファイヤー』なんです。
たとえば日本の渓流釣りでも、上流、中流、下流の釣りでニーズがそれぞれ違うんですね。それらに対応して磨きをかけた技術をトレッキング用ベストや、フォトグラファー用ベストなど多様なシーンに応用して、機能性・ポケットワーク・堅牢性などが条件に合う製品を送り出したい。それでラインナップが充実しているんです」
アウトドア専門店に行けば「フォックスファイヤー」の多様なベストの中から、自分に合うものが見つかるかもしれない。超定番の「ガイドベスト」をはじめ、気になる製品を手に取って検討することをおすすめしたい。
たとえば日本の渓流釣りでも、上流、中流、下流の釣りでニーズがそれぞれ違うんですね。それらに対応して磨きをかけた技術をトレッキング用ベストや、フォトグラファー用ベストなど多様なシーンに応用して、機能性・ポケットワーク・堅牢性などが条件に合う製品を送り出したい。それでラインナップが充実しているんです」
アウトドア専門店に行けば「フォックスファイヤー」の多様なベストの中から、自分に合うものが見つかるかもしれない。超定番の「ガイドベスト」をはじめ、気になる製品を手に取って検討することをおすすめしたい。
PROFILE

松尾 尚紀(まつお ひさき)
株式会社ティムコ アウトドア部企画開発課課長
1996年入社後、フィッシング用ベストをはじめトレッキング用ベストなどさまざまな製品を企画開発。釣りが好きで渓流釣りから海釣りまで幅広く楽しみ、製品作りにも生かしている。
Text by Naoki Sakata















