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80〜90年代のレトロ感が新鮮な「OverLand EQUIPMENT(オーバーランド イクイップメント)」のプロダクト
1981年、アメリカ・カリフォルニア州オレンジカウンティで誕生したアウトドアバッグブランド「OverLand EQUIPMENT(オーバーランド イクイップメント)」。
1台のミシンと1本のハサミからスタートしたブランドといわれており、1990年代には日本でも展開された。その後しばらくの時を経て、ここ数年で再上陸というかたちで再び展開が始まっている。
1980年代から1990年代のテイストやデザインを守りながら、素材や仕様、ジッパーや引き手といった付属品に至るまで、現代のクオリティへとアップデートしたラインナップを展開している点も特徴だ。
今回は、ワンダークエスト株式会社 東京事務所 MD・営業部長の大嶋 康之さんに、現在のOverLand EQUIPMENTについて話を伺った。

ブランドを象徴する「スパイダー」テキスタイル
OverLand EQUIPMENTといえば、「スパイダー」と呼ばれるブランドの代名詞的なテキスタイルが知られている。まずは、このスパイダーを使用したアイテムから紹介していく。「1990年代に、OverLand EQUIPMENTはスパイダーと呼ばれるテキスタイルを開発しました。黒地にシルバーの柄が配されており、このシルバー部分がリフレクターとして機能する仕様になっています。当時としては非常に画期的なテキスタイルで、一気にブランドを代表するシリーズへと成長したといいます」

「アイテムについてご紹介すると、『OL-253009 BACK PACK(バックパック)』は1990年代に作られたモデルです。日常使いしやすいデザインとサイズ感が特徴で、A4サイズに対応し、容量は18リットル。ポケット部分を含めると、20リットルほどの収納力があります。
1980年代のバックパックにはPC用ポケットが備えられていませんでしたが、本モデルは現代の使用シーンに合わせてPCポケットを搭載し、アップデートされています。
デザイン面での特徴としては、フロントコンパートメントに左右それぞれ縦型のジッパーが配置されており、独立したスペースが設けられています」



「現在ラインナップされているOverLand EQUIPMENTには一部アイテムを除き、『CORDURA®(コーデュラ®)』ポリエステル素材を使用して作られています。1980年代当時のモデルと比べ素材もアップデートされており、より高い耐久性を備えています」

スパイダーテキスタイルを用いた新作アイテム
1990年代からラインナップされてきた代表的なアイテムを紹介したところで、続いては、スパイダーテキスタイルを使用した新作アイテムにも目を向けていく。「こちらは近年デザインされた『OL-253010 BOTTLE SHOULDER BAG(ボトル ショルダーバッグ)』です。350ml程度のボトルが収納できるボトルポケットを備えたショルダーバッグで、バッグ本体には財布やスマートフォンなど、身の回りの必需品を収納できるサイズ感になっています。
ポケットは合計で3つ配置されており、小ぶりでかわいらしいサイズながら収納性も良く、OverLand EQUIPMENTを象徴するスパイダーのテキスタイルが印象的なアイテムです」

レトロな配色が映えるHIPBAG
スパイダーテキスタイルに加え、OverLand EQUIPMENTの個性を語るうえで欠かせない要素がある。それが、ブランド創業時代の空気感を大切にした“配色”だ。パープルやグレーなど、1980年代当時のムードをできるだけそのまま残し、レトロな雰囲気を失わないようデザインされている。その象徴的なアイテムのひとつが、「OL-253004 HIPBAG(ヒップバッグ)」である。
ここからは、このアイテムについても詳しく話を聞いていこう。
「デザインやカラーリングから1980年代的なレトロさを感じられるアイテムですが、こちらは近年リリースされた新作です。色出しや配色は、当時のアイテムと並べても違和感なく馴染むよう、細部までこだわって設計されています。
ヒップバッグはさまざまなブランドから展開されていますが、このモデルはあえて小ぶりなサイズに仕上げています。先ほどご紹介したBOTTLE SHOULDER BAGと同様に、財布やスマートフォンなど身の回りの必需品を収納するのにちょうど良いサイズ感です。
ウエストに巻くだけでなく、斜め掛けでの使用も可能です。また、背面にはループがついており、そこにベルトを収納することで手持ちとして使うこともできるなど、用途の幅を広げたデザインになっています」


大きなフロントコンパートメントが特徴のバックパック
レトロなデザインと配色という点で、もうひとつ注目したいのが「OL-253001 BACK PACK」だ。こちらのアイテムについても紹介していく。「このアイテムは昔から展開されているモデルで、当時のレトロな雰囲気や配色を変えることなく、現在までラインナップされ続けています。
先ほどご紹介したスパイダーテキスタイルのBACK PACKと同様に、容量は約20リットル。ほかのアイテムと同じく、素材にはCORDURA®ポリエステルを使用しており、内部にはPCポケットも備えています。
このアイテムの特徴は、フロントのコンパートメントが大きく設計されている点です。さまざまなアイテムを収納できるため使い勝手の良さを感じられると思います」


1981年に誕生したOverLand EQUIPMENTは、時を経て、昨年から一部のアウトドアショップやセレクトショップでの限定販売がスタートした。そこから本格的に、日本での展開が始まろうとしている。
この春には、定番コレクションと同様に機能性とデザイン性を兼ね備えながら、ミリタリーの要素をデザインに落とし込んだ「タクティカルライン」も立ち上がる。これにより、ラインナップはさらに充実していく見込みだ。
OverLand EQUIPMENTは、アウトドアを背景に持つバッグブランドとして創業当時からものづくりを続けてきた。そのDNAが刻まれたレトロな雰囲気あるアイテムが、次の世代へと伝わっていくのが楽しみでならない。
PROFILE

大嶋 康之(おおしま やすゆき)
ワンダークエスト株式会社
東京事務所 MD・営業部長
アウトドア業界での経験を生かし、現在は輸入商社にて海外ブランドの代理店業務を担当。OverLand EQUIPMENTでは商品企画やブランディング、マーケティングを担う。
















