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超音波により頭皮を刺激する家庭用スカルプケアデバイス「SonoRepro」、「CES 2023 Innovation Awards」を受賞した独自のテクノロジー

2023.02.17
アカデミア発の技術による社会課題解決に取り組む、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社。落合陽一氏が代表を務めることでも知られている同社は2023年1月5日~8日、アメリカ・ラスベガスで開催されたCES 2023に出展するとともに、超音波スカルプケアデバイス「SonoRepro(ソノリプロ)」によって、「CES 2023 Innovation Awards」を受賞した。
 
SonoReproは、同社の超音波研究と予防医学のアンファーによる頭髪研究を組み合わせて共同開発した、家庭用スカルプケアデバイスだ。同社独自の技術「非接触振動圧刺激」を搭載し、空中を伝わる超音波を用いた振動圧刺激によって、触れずに頭皮を刺激する仕組みとなっている。
 
そこで今回、本製品の開発担当であり、落合氏と共同で同社を創業した取締役CRO 星貴之さんと、事業本部 小野川舞さんに、SonoRepro開発の経緯や反響、今後の展望などについて聞いた。

PROFILE

星 貴之(ほし たかゆき)

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 CRO

2008年東京大学大学院博士課程修了。博士 (情報理工学)。東京大学助教などを経て、オープンイノベーションを促進するため、2017年同社に参画。

PROFILE

小野川 舞(おのがわ まい)

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 事業本部ディレクター

長年の超音波研究を背景に、頭皮を刺激するデバイスを開発

 同社は、音や光を操ることで、視覚・聴覚・触覚などに関わる技術を開発し、課題解決に取り組む大学発のベンチャー企業だ。取締役CROの星さんは、創業前から超音波の研究に携わっており、2008年頃、東京大学で直接触れずに空中で触覚を感じる超音波の技術を初めて開発した。
 
「超音波の小さいスピーカーを300個ほど並べて、タイミングを調節して超音波を出すと、同時にたどり着いた位置で超音波が強め合って、局所的に圧力が出る装置を開発しました。この圧力によって、紙が持ち上がったり、水面がへこんだりします。この超音波と映像を組み合わせて、バーチャルリアリティの視覚と触覚の融合などを実現しました。


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