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2025.09.09

【日本未上陸】ただ甘いだけじゃない——南仏メゾン「CHABAUD(シャボー)」が“ミルクの香り”で表現する、無垢とエレガンス

※音声読み上げ機能はAI生成のため、
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2002年の創業以来、南フランス・モンペリエから静かに香りを届け続けるフレグランスメゾン「CHABAUD(シャボー)」。創業者のSophie Chabaud(ソフィー・シャボー)が幼少期に過ごした庭の記憶から生まれたこのメゾンは、2013年に現代表のMattia Bono(マッティア・ボノ)が加わったことで新たな章を迎えた。香りを“感情”や“記憶”を織りなすアートとして捉え、独自の存在感を放つ。
なかでも、郷愁や無垢な心を香りで表現した“ミルク”シリーズは、ブランドを象徴するアイコンとして世界中で愛されている。その創造の背景や、「香りは詩である」と語るマッティアの美意識について、本人に話を聞いた。
PROFILE|プロフィール
Mattia Bono(マッティア・ボノ)
Mattia Bono(マッティア・ボノ)

CHABAUD 共同創業者/ブランドディレクター

イタリア出身。旅先の南仏で「シャボー」の香りと出会い、その世界観に魅了される。2013年よりブランドの展開に携わり、アートや詩情を重んじる独自の哲学で、メゾンを新たなステージへと導いている。

記憶の扉を開く、ひとつの香りとの出会い

モンペリエの穏やかな光の中、ある一本のルームフレグランスが若き感性を動かした。
2012年、旅の途中で偶然「シャボー」と出会い、ひとりの顧客としてその香りに触れたマッティア。「ホームフレグランスが持つ“感情の精度”に圧倒され、その静かなエレガンスにすぐさま心を奪われました」と、彼は振り返る。それは、記憶の扉をそっと開くような感動的な体験であった。
「その瞬間、香りが持つ力をあらためて確信しました。感情、記憶、その場に流れる空気——香りは、目に見えないすべてを結びつけてくれます」
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