顔周り筋の衰えの抑制やたるみ解消を目的に開発
マスクを着用していると相手に表情が見られないこともあり、していないときに比べると表情筋を使う頻度が下がる。その結果、口周りや頬の筋肉の衰えやたるみを感じている人が増えているという。
その対策として、フィットネス機器ブランドのルルドスタイルが発売したのが、EMSテクノロジーを搭載した「ルルドスタイル EMS マスク」だ。
EMSとは、Electrical Muscle Stimulationの略称だ。人間が運動をするとき、脳からの指令が電気信号となって運動神経を通り、運動神経からその信号が筋肉に伝わって筋繊維を刺激することで筋肉が動くのだが、EMSはその電気信号の代わりになって筋肉にアプローチする。リハビリテーションの分野では以前から利用されていたが、近年はフィットネス分野でも活用されるようになった。
「ルルドスタイル EMS マスクは、ほうれい線の周辺やフェイスライン、首元を包み込んで、気になるポイントを低周波の微弱電流で刺激します。EMSを伝える電極ポイントは左右それぞれ2ヶ所に配置。側頭筋や咬筋などの咀嚼筋群(ソシャクキングン)、首を動かす際に使われる胸鎖乳突筋(キョウサニュウトツキン)、口角を上げるときに使われる大頬骨筋(ダイキョウコツキン)、まぶたの開閉で使われる眼輪筋(ガンリンキン)などにアプローチします」と、ルルドスタイルを展開する
株式会社アテックスで商品開発を担当している新子翔也さんは言う。